【写真で観る】千葉県観光ならの古城・久留里城址と銘水湧く、その城下町を散策を徹底解説!!

千葉 「君津市立久留里城址資料館」と「城下町散策」 千葉県君津市の”久留里城跡”に作られた「君津市立久留里城址資料館」と「城下町散策」に行ってきました! 古い町並みが残る久留里の見所を御案内します。 先ずは、”久留里城跡”に作られた「君津市立久留里城址資料館」を目指し、無料の広い駐車場に車を止め、整備された山道を進みます。



千葉 「君津市立久留里城址資料館」と「城下町散策」 千葉県君津市の”久留里城跡”に作られた「君津市立久留里城址資料館」と「城下町散策」に行ってきました! 古い町並みが残る久留里の見所を御案内します。 先ずは、”久留里城跡”に作られた「君津市立久留里城址資料館」を目指し、無料の広い駐車場に車を止め、整備された山道を進みます。

駐車場には、無料で使える杖が大量に置かれてましたが、気にせずえこっら、えっこら登っていると下山する人から「杖を持って行った方がいいよ!」と親切に教えて貰いちょっとショックを受けました(私、未だ34歳ですよ・・・)。 ショックを引きずりつつ整備されたアスファルトの道を登っていると、あちらこちらに解説が書かれた看板が置かれています。 今となってはその殆どが何が何だか分からないです。



駐車場には、無料で使える杖が大量に置かれてましたが、気にせずえこっら、えっこら登っていると下山する人から「杖を持って行った方がいいよ!」と親切に教えて貰いちょっとショックを受けました(私、未だ34歳ですよ・・・)。 ショックを引きずりつつ整備されたアスファルトの道を登っていると、あちらこちらに解説が書かれた看板が置かれています。 今となってはその殆どが何が何だか分からないです。

登る事7、8分で、「君津市立久留里城址資料館」が見えてきました! 下山する時に立ち寄る事にし、先ずは再建された”久留里城天守”に向かう事にします。 ”久留里城天守”に向かう道中のこの部分が少し、面白い地形で、幅3m程の道の両脇が崖になっており、尾根の様になっています。 元々この様な地形なのか、人工的に作った道なのか、防御力が非常に高そうに感じました。



登る事7、8分で、「君津市立久留里城址資料館」が見えてきました! 下山する時に立ち寄る事にし、先ずは再建された”久留里城天守”に向かう事にします。 ”久留里城天守”に向かう道中のこの部分が少し、面白い地形で、幅3m程の道の両脇が崖になっており、尾根の様になっています。 元々この様な地形なのか、人工的に作った道なのか、防御力が非常に高そうに感じました。

天守への道中に「男井戸女井戸(おとこいど・めいど)」と書かれた井戸?池?がありました。 これは、元来飲み水に利用されていたそうですが、今となっては正直、呑めば即座に寄生虫にやられるか病気になってしまいそうな汚い池です。 ただ、これも歴史が古いそうなので看板を丸写しします。「男井戸女井戸(おとこいど・めいど)」 伝説によると、この二つの溜め井戸は、奈良時代の僧 良弁によって掘られ、「金剛水(こんごうすい)」、「胎蔵水(たいぞうすい)」と呼ばれたそうです。 戦国期、この場所に里見氏が城を築くと敵対する北条氏が幾度か来襲しますが、この井戸により籠城にも耐える事が出来ました。 江戸時代、藩主の黒田直享の頃から藩士の結婚式の際に新郎・新婦がこの水を飲み、夫婦の誓いをかわしたと言われています。



天守への道中に「男井戸女井戸(おとこいど・めいど)」と書かれた井戸?池?がありました。 これは、元来飲み水に利用されていたそうですが、今となっては正直、呑めば即座に寄生虫にやられるか病気になってしまいそうな汚い池です。 ただ、これも歴史が古いそうなので看板を丸写しします。「男井戸女井戸(おとこいど・めいど)」 伝説によると、この二つの溜め井戸は、奈良時代の僧 良弁によって掘られ、「金剛水(こんごうすい)」、「胎蔵水(たいぞうすい)」と呼ばれたそうです。 戦国期、この場所に里見氏が城を築くと敵対する北条氏が幾度か来襲しますが、この井戸により籠城にも耐える事が出来ました。 江戸時代、藩主の黒田直享の頃から藩士の結婚式の際に新郎・新婦がこの水を飲み、夫婦の誓いをかわしたと言われています。

”久留里城”が実際に使われていた頃は、綺麗に整備され飲み水としても使えたのかもしれないですが、今は、「ここにブルーギルが居るんだよ!」って嘘つかれても納得してしまいそうな溜池ですね。 ようやく見えました!”久留里城”の模擬天守です!



”久留里城”が実際に使われていた頃は、綺麗に整備され飲み水としても使えたのかもしれないですが、今は、「ここにブルーギルが居るんだよ!」って嘘つかれても納得してしまいそうな溜池ですね。 ようやく見えました!”久留里城”の模擬天守です!

久留里城の別名は「雨城(うじょう)」と呼ばれており、「城の完成後、三日に一回、二十一回雨が降った」や「この山城は霧がかかり、遠くから見ると雨が降っている様に見え、城の姿を隠した」等と伝わっています。



久留里城の別名は「雨城(うじょう)」と呼ばれており、「城の完成後、三日に一回、二十一回雨が降った」や「この山城は霧がかかり、遠くから見ると雨が降っている様に見え、城の姿を隠した」等と伝わっています。

この久留里城の歴史も面白く、平将門の三男、東少輔頼胤(とうのしょうゆう よりたね)が浦田妙見に参詣の際に、夢の中のお告げにより築城したと伝わります。 室町時代には、上総武田氏の武田信長によって山城となり、以降は武田氏の子孫である真里谷氏が支配した。 戦国時代には、里見氏の支配下に入り、対北条氏の最前線を担ったが、秀吉が治める時代には、里見氏から徳川氏へあてがわれた。 以降、徳川譜代の武将が入封し、久留里藩の藩庁として機能し廃藩置県を迎え、明治4年に廃城となりました。 どこの城もそうですが、お城は外から見るのが一番で、この久留里城の模擬天守も例外では無く、中は完全なコンクリート造りのお城で、イマイチでした。



この久留里城の歴史も面白く、平将門の三男、東少輔頼胤(とうのしょうゆう よりたね)が浦田妙見に参詣の際に、夢の中のお告げにより築城したと伝わります。 室町時代には、上総武田氏の武田信長によって山城となり、以降は武田氏の子孫である真里谷氏が支配した。 戦国時代には、里見氏の支配下に入り、対北条氏の最前線を担ったが、秀吉が治める時代には、里見氏から徳川氏へあてがわれた。 以降、徳川譜代の武将が入封し、久留里藩の藩庁として機能し廃藩置県を迎え、明治4年に廃城となりました。 どこの城もそうですが、お城は外から見るのが一番で、この久留里城の模擬天守も例外では無く、中は完全なコンクリート造りのお城で、イマイチでした。

天守閣からは、城を囲む木々が遥か彼方まで広がっています。 恐らくなんですが、江戸城や大阪城等の立派な城下町を持つ城を除き、昔の日本のお城から見える風景は、全てこうだったんだと思います。



天守閣からは、城を囲む木々が遥か彼方まで広がっています。 恐らくなんですが、江戸城や大阪城等の立派な城下町を持つ城を除き、昔の日本のお城から見える風景は、全てこうだったんだと思います。

天守閣から城内を見下ろすと土盛りされた何かが見えます。 とりあえず、城外に出て観てみます。 「本丸・天守台跡」と書いています。 なるほど!本当はここに、天守があり、今の模擬天守は、そのピッタリ横に作られたものという事です。



天守閣から城内を見下ろすと土盛りされた何かが見えます。 とりあえず、城外に出て観てみます。 「本丸・天守台跡」と書いています。 なるほど!本当はここに、天守があり、今の模擬天守は、そのピッタリ横に作られたものという事です。

瓦にある家紋が、久留里藩の家紋と一致しないのですが、現在確認中となります。 判明次第、追記します! 模擬天守を見終えたので先程通過してきた「君津市立久留里城址資料館」に向かいます。



瓦にある家紋が、久留里藩の家紋と一致しないのですが、現在確認中となります。 判明次第、追記します! 模擬天守を見終えたので先程通過してきた「君津市立久留里城址資料館」に向かいます。

この古びた建物が「君津市立久留里城址資料館」です。 中へは入場無料で入る事が出来ます。 久留里城初代藩主 黒田直純公 肖像画が一階ロビーに展示されています。



この古びた建物が「君津市立久留里城址資料館」です。 中へは入場無料で入る事が出来ます。 久留里城初代藩主 黒田直純公 肖像画が一階ロビーに展示されています。

館内2階には、市内から出土した土器や石器が展示され古代人の暮らしを紹介するコーナーや、戦国時代に久留里を治めた里見氏や黒田氏の資料、甲冑、刀剣等が展示されるコーナーが有ります。  展示物の中で、刀剣や甲冑を除き私が面白いと思ったのが、明治38年に撮られた「武者姿の集合写真」でした。 これは、久留里藩が廃藩して30年以上経った明治38年に、前年に戦った日露戦争での勝利を祝った人々が先祖伝来の甲冑を身に纏って記念撮影されたものだそうです。 今では誰が侍の末裔なのかすら分からなくなってしまってますが、未だこの頃までは、侍の末裔である事を誇りに思っていた事が分かる一枚です! 一旦、これで「久留里城跡」と「君津市立久留里城址資料館」の見学を終え、これから久留里の城下町に向かいます!



館内2階には、市内から出土した土器や石器が展示され古代人の暮らしを紹介するコーナーや、戦国時代に久留里を治めた里見氏や黒田氏の資料、甲冑、刀剣等が展示されるコーナーが有ります。  展示物の中で、刀剣や甲冑を除き私が面白いと思ったのが、明治38年に撮られた「武者姿の集合写真」でした。 これは、久留里藩が廃藩して30年以上経った明治38年に、前年に戦った日露戦争での勝利を祝った人々が先祖伝来の甲冑を身に纏って記念撮影されたものだそうです。 今では誰が侍の末裔なのかすら分からなくなってしまってますが、未だこの頃までは、侍の末裔である事を誇りに思っていた事が分かる一枚です! 一旦、これで「久留里城跡」と「君津市立久留里城址資料館」の見学を終え、これから久留里の城下町に向かいます!






名称        君津市立久留里城址資料館 所在地     千葉県君津市久留里字内山 アクセス   JR久留里線「久留里駅」下車、徒歩30分 電話番号 0439-27-3478 料金              入場料無料 営業日              休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合、翌日休館) 年末年始 営業時間:9:00-16:30 駐車場   無料(130台) 種別              博物館 城跡 備考 車で行くのがおススメです。 評価          70点



名称 君津市立久留里城址資料館 所在地 千葉県君津市久留里字内山 アクセス JR久留里線「久留里駅」下車、徒歩30分 電話番号 0439-27-3478 料金 入場料無料 営業日 休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合、翌日休館) 年末年始 営業時間:9:00-16:30 駐車場 無料(130台) 種別 博物館 城跡 備考 車で行くのがおススメです。 評価 70点

駅前の駐車場に車を止めて、古い蔵を改装したかの様な「久留里観光案内所」にやって来ました! 中では、観光案内だけでなく、地元のお野菜やお土産の販売や、鉄道に関するアンティークの展示等も行われています! 無料で観れるので、立ち寄りがおススメです。



駅前の駐車場に車を止めて、古い蔵を改装したかの様な「久留里観光案内所」にやって来ました! 中では、観光案内だけでなく、地元のお野菜やお土産の販売や、鉄道に関するアンティークの展示等も行われています! 無料で観れるので、立ち寄りがおススメです。

何故、駅に来たかと申しますと、実は久留里は千葉県下で唯一の「平成の名水百選」に選ばれる名水が湧く場所で、上総掘りで掘られた井戸からは、非常に珍しく汲み上げなくても自噴する事が有名なんです! 街中にも沢山の自噴する井戸がありますが、駅前には「名水・水汲み広場」があり、ずーーーっと名水が溢れだしています!ちなみに無料です!!!で、御味は!??????「不味い!めちゃくちゃ不味いです!!!」凄い硫黄臭のする水で、このままでは飲めたものじゃないないです!! 地元の人に聞いたところ一晩置いて空気にさらして飲むと、美味しいとの事。 んー非常にめんどくさい名水ですね!(この水、温泉じゃなく、完全に冷泉水です。)



何故、駅に来たかと申しますと、実は久留里は千葉県下で唯一の「平成の名水百選」に選ばれる名水が湧く場所で、上総掘りで掘られた井戸からは、非常に珍しく汲み上げなくても自噴する事が有名なんです! 街中にも沢山の自噴する井戸がありますが、駅前には「名水・水汲み広場」があり、ずーーーっと名水が溢れだしています!ちなみに無料です!!!で、御味は!??????「不味い!めちゃくちゃ不味いです!!!」凄い硫黄臭のする水で、このままでは飲めたものじゃないないです!! 地元の人に聞いたところ一晩置いて空気にさらして飲むと、美味しいとの事。 んー非常にめんどくさい名水ですね!(この水、温泉じゃなく、完全に冷泉水です。)

国道410号線の久留里街道にある「久留里商店街」沿いにも、いくつか一般でも利用可能な自噴井戸が有ります! ちなみに、このエリア一帯には約200本の井戸があるそうで、水は、ちゃんと地元の観光協会等が水質検査を行っており、美味しいかは別として安心安全な水です。 商店街自体は、過疎化の影響なのか寂しくなっておりますが、人混みの嫌いな私には丁度いい風情です。



国道410号線の久留里街道にある「久留里商店街」沿いにも、いくつか一般でも利用可能な自噴井戸が有ります! ちなみに、このエリア一帯には約200本の井戸があるそうで、水は、ちゃんと地元の観光協会等が水質検査を行っており、美味しいかは別として安心安全な水です。 商店街自体は、過疎化の影響なのか寂しくなっておりますが、人混みの嫌いな私には丁度いい風情です。

老舗蔵である藤平酒造さんの前にも一般に開放されている自噴井戸があり、天然水を堪能出来ます! 水の御味は、駅前と同じですね! で、ココで気になって調べたのですが、この水は、ダイレクトに飲むと正直キツイですが、日本酒造りには最適だそうで、藤平酒造さんでも「福祝」というブランドの日本酒が作られています。 創業1716年創業の御味も是非とも堪能される事をおススメします!(飲酒運転は禁止です!!!)



老舗蔵である藤平酒造さんの前にも一般に開放されている自噴井戸があり、天然水を堪能出来ます! 水の御味は、駅前と同じですね! で、ココで気になって調べたのですが、この水は、ダイレクトに飲むと正直キツイですが、日本酒造りには最適だそうで、藤平酒造さんでも「福祝」というブランドの日本酒が作られています。 創業1716年創業の御味も是非とも堪能される事をおススメします!(飲酒運転は禁止です!!!)

お昼の頃合いになったので、「久留里商店街」沿いにあった蕎麦処”安万支”さんで頂く事に! 店内には、恐らく老齢の御夫婦二人で切り盛りなされており、昔ながらの蕎麦屋の風情があります。 私が注文したのは、冷やし山菜蕎麦(1,000円)です!



お昼の頃合いになったので、「久留里商店街」沿いにあった蕎麦処”安万支”さんで頂く事に! 店内には、恐らく老齢の御夫婦二人で切り盛りなされており、昔ながらの蕎麦屋の風情があります。 私が注文したのは、冷やし山菜蕎麦(1,000円)です!

安い蕎麦に慣れてしまった私には、久しぶりに本物の御蕎麦を頂けたと感動しました! 江戸っ子じゃないので、御蕎麦もしっかりと噛みますが、噛み心地良い歯触りの蕎麦の香りがする御蕎麦に大満足です!! 



安い蕎麦に慣れてしまった私には、久しぶりに本物の御蕎麦を頂けたと感動しました! 江戸っ子じゃないので、御蕎麦もしっかりと噛みますが、噛み心地良い歯触りの蕎麦の香りがする御蕎麦に大満足です!! 

以上で、「君津市立久留里城址資料館」と「城下町散策」でした! 都内からだと車で100分程で来れるこの場所には、戦国時代に最前線となった歴史と沢山の自然、旨い蕎麦と酒があります!都会の喧騒から離れて癒しを求めに来ては如何でしょうか!! 御精読ありがとうございました。 名称              久留里城 城下町散策 所在地             千葉県君津市久留里駅前 料金            無料 / 無料駐車場あり 営業時間          特になし ※午前中がおススメ! 備考  無料の名水飲み放題です。 評価          75点



以上で、「君津市立久留里城址資料館」と「城下町散策」でした! 都内からだと車で100分程で来れるこの場所には、戦国時代に最前線となった歴史と沢山の自然、旨い蕎麦と酒があります!都会の喧騒から離れて癒しを求めに来ては如何でしょうか!! 御精読ありがとうございました。 名称 久留里城 城下町散策 所在地 千葉県君津市久留里駅前 料金 無料 / 無料駐車場あり 営業時間 特になし ※午前中がおススメ! 備考 無料の名水飲み放題です。 評価 75点