神奈川県伊勢原市の人気紅葉スポット『大山寺』に行ってみた!~中腹編~

大山寺 紅葉

 前回に続いて神奈川県伊勢原市にある「丹沢大山」を麓から頂上に向けて参拝した記録を計4回でご案内する、第3回目となります。 

 本日のご案内は、江戸時代に大山詣で人気を博した『大山寺』となります。

 この「大山寺」のある「大山」は、古来より山岳信仰されており、奈良時代の天平勝宝七年(755)に聖武天皇の勅願寺として東大寺初代住職・良弁が本尊に「鉄造不動明王」を迎え建立されました。

 また、寺伝によると三世住職に弘法大師が就いたと伝わります。

 そんな古刹の歴史と共に見所をご案内します。




こま参道

 前回、参拝した「茶湯寺」に続いて、『こま参道』を進みます。




▼大山ケーブルカー

ケーブルカー

 参道を歩いて約10分程の距離にあるケーブルカーの駅「大山ケーブル駅」に到着です。

 秋の紅葉のシーズンの為、いつもに増して多くの参拝客でごった返しております。

麓紅葉

 駅から山の中腹をみた所、紅葉が始まりだしたのがわかり、少し訪れるのが早かったかなぁ?と心配になるも、ここまできて引き返す事も出来ず、とりあえず進みます。

切符

 ここで切符を買う場合、中腹の「大山寺駅」までか、山頂の「阿夫利神社駅」までかを選べますが、もちろん両方を参拝できる山頂までを購入します。

大山寺駅

 ここから約6分間のケーブルカーの旅路が始まります。




▼雨降山 大山寺

紅葉

 中腹を麓からみた時に心配しておりましたが思いの外、紅葉の美しかった「大山寺駅」に到着です。

参道

 山の上は非常に寒く、極寒のマイナスイオンを浴びつつ御堂に歩を進めます。




▼十一面観世音

観音

 御堂への参道を進む途中右手に「十一面観世音」なる表札が見えたので、道をそれ少し足を延ばしてみました。

幸福の鐘

▼幸福の鐘

 えっこら、えっこら進んだ先に、ほんのちょびっと開けた場所に出てきました。

 ここには、最近建立されたであろう観音像と写真の『幸福の鐘』があります。

 「大山詣」が興隆した江戸時代、当山を詣でた帰路に江の島にも参拝し精進落としをするのが主流とされておりました。 

 その当時は「大山」と「江の島」の両方参拝しないと片参りと云われたそうです。

 大山を男性神、江の島を女性神とみたて、その由来により「幸福・恋結び」の鐘は、江の島が見えるところに建っています。

 恋愛成就・縁結び・厄除招福・子宝成就・安産・火難除などの御利益があるそうです。

十一面観音

▼十一面観世音

 鐘より僅かに高くつくられた場所に『十一面観世音』が祀られております。

 この「十一面観音」は、山頂の「石尊大権現」の上の本地佛として不動尊と並び祀られて居りましたところ安政の大火により一木造り一丈の御身を焼け焦げにされながらも其の身に代えて麓の二百余戸も一山の堂社もことごとく灰燼に帰したにもかかわらず、唯一人の損復も無く守護され、以来「火難身代り」の観音様として本堂登壇に安じて御斗帳で閉じて居りますので玆(ここ)に尊客を一新し絵札と同じ御姿で建立されたとあります。

参道

 「十一面観世音」への参拝後、参道に戻り『大山寺』の本堂を目指します。




▼石畳の参道

紅葉「石畳の参道」

 「大山寺」参拝の最も目玉である御堂前の「石畳の参道」に到着しました。

紅葉「石畳の参道」

 よくよく関東の駅のポスター等にも使われる大山寺の紅葉時期の「石畳の参道」風景ですが、まだ7分程の色付きでやはり来るのが少々早かったようです。

紅葉石段

 例年では、11月中旬には良い感じだそうですが、今年は暑かったので一週間程遅くなっているそうで非常に残念。

 未だ7分の紅葉を観つつ「石畳の参道」を登ります。

本堂

 「石畳の参道」を登った先にある『本堂』に到着です。

 元々有った大山寺の本堂は明治初年の廃仏毀釈によって破壊されてしまっており、明治18年にそれを憂いた全国の信者達によって再建されたものが今日に伝わる御堂です。

 本堂内には鎌倉時代の文永十一年(1264)に願行上人が建立した「大山不動」が祀られております。

境内

 よくぞ!こんな狭い所にという場所に、本堂をはじめとする伽羅が立ちならんでおります。

 正直、大勢の参拝客が訪れる日に訪れると石段や崖から滑落する人が出るんじゃないかと思う程です。

手水舎

 雰囲気ある手水舎で手・口を清め境内をウロウロします。

宝篋印塔

▼宝篋印塔

 江戸時代の寛政七年(1795)に建立された「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」は、内部にお経が納められております。 
 明治初年の廃仏毀釈によって破壊され内部のお経とともに谷底に投げ捨てられてしまいますが、大正3年に信者達によって再建されてます。

仏像

 本堂から宝篋印塔へと進む途中の小屋?には恐らく「前不動」との名前の仏像が祀られております。

鐘楼

 美しい紅葉の前にある『鐘楼』は、元々有ったものは徳川家光によって奉納されたものですが、これも廃仏毀釈で破壊されてしまい、鉄屑として売られてしまいました。

 現在在る鐘楼は、昭和24年に信者よって奉納されたものです。

池

 また、こんな狭い境内に造らなくてもいいやんと思ってしまう「具利伽羅の滝」と池もあります。

芋煮

 ひとしきり境内を散策後、秋の山の寒さに冷えた体に嬉しい「芋煮」と写真に収めておりませんが、「甘酒」が境内で販売されてましたので、この二つを頂き暖をとります。

御朱印

 昼の「大山寺」はこれで一旦、参拝を終え最後にスタンプラリー感覚で、御朱印を頂きます。

▼さいごに

もみじ

 以上で、第三部「神奈川県伊勢原市の人気紅葉スポット『大山寺』に行ってみた!~中腹編~」のご案内となります。

 後ほど夜に戻ってきて夜景を観に来るのですが、一旦ケーブルカーに乗り頂上にある「大山阿夫利神社」に向かいます。

 なので次は「大山阿夫利神社」をご案内します。

 御精読有難うございました。




▼夜景

夜の境内

 山頂の「大山阿夫利神社」で夜を迎えたあと、ケーブルカーで又、『大山寺』に戻ってきました。

 ちなみに、訪れた本日は毎年11月中旬に1週間行われるライトアップの日だったので、結構な参拝客が夜でも訪れており怖くなかったですが、ライトアップ期間外に訪れると恐ろしいであろう雰囲気たっぷりの境内をあるいて本堂に向かわないと行けません。

夜の石段

 「石畳の参道」は、石灯篭には火が灯り(電球)、ライトアップされた紅葉が秋夜に浮かび上がり幻想的な雰囲気を醸し出してます。

 ※私のカメラ技術ではココまで(三脚もってくるのも忘れました。)ですが、紅葉写真を撮るのが好きな人には是非とも訪れて欲しい場所です。

夜景

 そして、圧巻の紅葉越しの夜景も堪能する事が出来ます。





▼アクセス

住所:〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山724




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