千葉県木更津市にある日本のウユニ塩湖『江川海岸』へ潜入調査!!
SNSのインスタ等で「SNS映え」を求めた写真が溢れる昨今、今更ながら吾輩も「ウユニ塩湖」の様だと言われる千葉県木更津市にある『江川海岸』へやってきました!! 果たしてどんなものなのかと訪れる前に調べてみると、本物の「ウユニ塩湖」同様に、天地の境目のない不思議な写真や、ジブリ「千と千尋の神隠し」に出てくる電車のシーンの様に不思議な光景が見れる様です!
▼ウユニ塩湖とは!?
先ず、そもそもの「ウユニ塩湖」とは、南米ボリビアにある「天空の鏡」と形容される塩湖で、日本ではTVやCMの影響で一躍有名になった場所です。 普段は乾いた塩原が広がる真っ白な大地となっておりますが、雨季シーズンには冠水し湖となります。 他の塩湖との違いは、ここは「世界で最も平らな場所」と云われる程高低差が少ない大地の為、水は波が立たないほど薄く広がる点です。 薄く広がったその水面は空を写し、さながら巨大な鏡となり、幻想的な風景を見る事が出来ます。 世界でも稀な美しい風景を見てみたい! でも、南米ボリビアまで行くとなると格安旅行を提供するHISさんでも、\660,000~\720,000 程必要となります。 じゃーと言う事で、探し出された日本の「ウユニ塩湖」と呼ばれる「江川海岸」を御案内します!!
▼江川海岸とは!?
東京から車で1時間程で訪れる事が出来る「江川海岸」は、千葉県木更津市にある東京湾に面した干潟です。 ここでは、春から夏にかけて有料で自然の干潟を利用した「潮干狩り」をする事が出来ます。 近年では、CMに取り上げられた事等から幻想的な風景が見れるインスタ・スポットとして人気があります。
本日も、大勢の観光客が夕暮れ時に集まりだしております。
▼海にある電信柱
ここで最も人気のある撮影スポットは、海に向って規則正しく建つ不思議な「電柱」です。 訪れた本日は、風が強く海面に波がありましたが、晴れた風の無い夕暮れに訪れると、それはまるでジブリ映画の「千と千尋の神隠し」に出てくる幻想的な風景を観る事が出来ます。
ちなみに、この「電信柱」は、アサリやハマグリの密漁を監視する目的で設置した「監視小屋」へ電気と電話を通す為に建てられました。 今では「監視小屋」と「電信柱」は、使用されていない為、撤去費用の問題で廃墟となっておりますが、いずれ撤去されるものと云われております。 つまり、今見れる幻想的な風景は今しか見る事が出来ない風景なのです。
▼ウユニ塩湖の様に見える時期と時間
1.絶対条件は、風の無い日
2.夕暮れ時
折角「江川海岸」にウユニ塩湖の様な幻想的な風景を求めにやってきても、そうは見えない時にやってくると海に電柱が建つ不思議な風景だけで終わってしまいますが、上記2点を守って訪れると見る事が出来ます! 他のサイトでは、「満潮時」や「干潮時」を狙うべきと案内されておりますが、どっちの写真を撮りたいか?だけだと思うので、上記2点を守り好きな時に訪れて下さい!
▼訪れる時の注意事項
ここは、江川漁業協同組合の方々が管理されている場所です。 無料で開放されているからといって、やりたい放題ではいけません! 余りにも酷いと入れなくなる可能性がありますので、以下をしっかり守ってください。
1.マナーを守りましょう。
2.ゴミのポイ捨てはやめましょう。
3.船、漁具、設備、電柱に触れるのは絶対に禁止です。
4.勝手な場所取りをして占有せずに、順番に皆で見れるようにしましょう。
※人間として道徳を守れる最低限のレベルがある人であれば、大丈夫です。
▼さいごに
以上で、日本のウユニ塩湖と呼ばれる「江川海岸」の御案内となります。 ここには、ジブリ映画のワンシーンの様な素敵で不思議な風景がありました。 いつまでこの風景が見れるか分かりませんが、皆様もルールを守って、訪れてみては如何でしょうか。 御精読有難うございました。
▼アクセス
住所:千葉県木更津市江川576-6
電車:JR内房線「厳根駅」下車、更にタクシーで約10分
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