半世紀前の近代遺跡!廃墟『奥多摩湖ロープウェイ』を徹底解説!!

東京都西多摩郡奥多摩町にある廃墟「奥多摩湖ロープウェイ(三頭山口駅)」に行ってきました!!ココは、都内からも行きやすくローリスクで訪れる事が出来る廃墟として一部マニアに知られた場所となっております! 「奥多摩湖ロープウェイ」で検索を行うと一発目に「心霊スポット」の文字が出てくるので苦手な人には苦手なのかも知れないですが、非科学的な事を全く持って受け付けない私は、動じず行ってみます!

東京都西多摩郡奥多摩町にある廃墟「奥多摩湖ロープウェイ(三頭山口駅)」に行ってきました!!ココは、都内からも行きやすくローリスクで訪れる事が出来る廃墟として一部マニアに知られた場所となっております! 「奥多摩湖ロープウェイ」で検索を行うと一発目に「心霊スポット」の文字が出てくるので苦手な人には苦手なのかも知れないですが、非科学的な事を全く持って受け付けない私は、動じず行ってみます!




私は、1月中旬の木枯らし吹く真冬に訪れました。 「奥多摩湖ロープウェイ」の存在を知ったのは夏ごろですが、本日訪れた理由は即ち「ハチ」等の危険生物との遭遇を限りなく避けたかったからです! 気持ち良いほどの冬の澄んだ空気の中の奥多摩湖は美しく絶好の探索日和です。

私は、1月中旬の木枯らし吹く真冬に訪れました。 「奥多摩湖ロープウェイ」の存在を知ったのは夏ごろですが、本日訪れた理由は即ち「ハチ」等の危険生物との遭遇を限りなく避けたかったからです! 気持ち良いほどの冬の澄んだ空気の中の奥多摩湖は美しく絶好の探索日和です。




この「奥多摩湖ロープウェイ(三頭山口駅)」の場所は、下に記載するグーグルマップに記載致しますが、私は奥多摩湖の端にある写真の鉄塔を目指してやってきました!写真の鉄塔はロープウェイを支える柱の一つで、修工から半世紀以上経つ現在でも運航されていないとはいえ膨大な重量のケーブルを支える任務を全うしておりました。

この「奥多摩湖ロープウェイ(三頭山口駅)」の場所は、下に記載するグーグルマップに記載致しますが、私は奥多摩湖の端にある写真の鉄塔を目指してやってきました!写真の鉄塔はロープウェイを支える柱の一つで、修工から半世紀以上経つ現在でも運航されていないとはいえ膨大な重量のケーブルを支える任務を全うしておりました。




鉄塔下からケーブルの伸びる山を観てみると、この位置からもゴンドラがぶら下がっているのを観る事が出来ます。

鉄塔下からケーブルの伸びる山を観てみると、この位置からもゴンドラがぶら下がっているのを観る事が出来ます。

「三頭山口駅(みとうさんぐち)」まで続く階段が道路沿いにあるのが直ぐに分かりました! ここで、分かりづらければ入るのも躊躇ってしまう程の自然豊富な場所ですが、安心して進むことが出来ます。

「三頭山口駅(みとうさんぐち)」まで続く階段が道路沿いにあるのが直ぐに分かりました! ここで、分かりづらければ入るのも躊躇ってしまう程の自然豊富な場所ですが、安心して進むことが出来ます。




階段には制止線も無く、不法侵入を咎める張り紙も無い為、道道と入山です! 更に、コンクリートの石段を観ると直近にも踏み均されたであろう痕跡が見えるため、廃墟探訪の初心者でも大丈夫です!

階段には制止線も無く、不法侵入を咎める張り紙も無い為、道道と入山です! 更に、コンクリートの石段を観ると直近にも踏み均されたであろう痕跡が見えるため、廃墟探訪の初心者でも大丈夫です!




コンクリート製の石段の上に積もった落ち葉が滑り転げ落ちそうにもなりつつ進みます。 ここで転げ落ちると正直無事には済まないであろと思われますので、自己責任で進んでください。 イメージは石段から転げ落ち、下の道路のアスファルトに叩き付けられれば確実に死にますね!

コンクリート製の石段の上に積もった落ち葉が滑り転げ落ちそうにもなりつつ進みます。 ここで転げ落ちると正直無事には済まないであろと思われますので、自己責任で進んでください。 イメージは石段から転げ落ち、下の道路のアスファルトに叩き付けられれば確実に死にますね!

登りつつ徐々に鮮明に建物が見えてきました! 登り始めて1分程でココまで来ましたが上に登るにつれ乾いた地面が滑りやすく危険であることが分かりました。

登りつつ徐々に鮮明に建物が見えてきました! 登り始めて1分程でココまで来ましたが上に登るにつれ乾いた地面が滑りやすく危険であることが分かりました。




奥多摩湖ロープウェイ

ようやく「三頭山口駅」の構内が見える位置に到着しました!中には観たかったゴンドラが半世紀を経って尚、宙に浮いているのが見えます!

ようやく「三頭山口駅」の構内が見える位置に到着しました!中には観たかったゴンドラが半世紀を経って尚、宙に浮いているのが見えます!

既に達成し非常に美しいものを観ている感覚に襲われますが、まだ駅舎内には入れていないので更に進みます。

既に達成し非常に美しいものを観ている感覚に襲われますが、まだ駅舎内には入れていないので更に進みます。




野ざらしに放置された建物は、心無い人に破壊されつつある事が中に見える落書きからも分かります。

野ざらしに放置された建物は、心無い人に破壊されつつある事が中に見える落書きからも分かります。




明らかに無意味に破壊された駅舎内

明らかに無意味に破壊された駅舎内




恐らく券売所兼改札だろうと思われる名残を観つつ、中を進みます! ココにきて私の臆病心がザワザワとしだします。 それは、「首吊り死体」とかがあったらどうしょう!?といった不安を急に考え出してしまいました。

恐らく券売所兼改札だろうと思われる名残を観つつ、中を進みます! ココにきて私の臆病心がザワザワとしだします。 それは、「首吊り死体」とかがあったらどうしょう!?といった不安を急に考え出してしまいました。

不安を感じつつノスタルジーをほんのりと残す廃墟内の階段を進みます。

不安を感じつつノスタルジーをほんのりと残す廃墟内の階段を進みます。




階段を降りた先には他人のサイトで何度も観た「みとう」号が私の目の前に吊り下がっておりました!

階段を降りた先には他人のサイトで何度も観た「みとう」号が私の目の前に吊り下がっておりました!




駅舎内を散策してみます。

駅舎内を散策してみます。




駅舎内からはロープウェーの動力である機械室を観る事が出来ます。

駅舎内からはロープウェーの動力である機械室を観る事が出来ます。




駅舎内からはロープウェーの動力である機械室を観る事が出来ます。




もう子供たちの笑い声が聞こえる事が無いホームは寂しげです。(某サイト風)

もう子供たちの笑い声が聞こえる事が無いホームは寂しげです。(某サイト風)

ホームから見た風景

ホームから見た風景




この奥多摩湖ロープウェイは、正式名称を「川野ロープウェイ」といい小河内観光開発株式会社によって奥多摩湖上遊覧を目的に昭和37年(1962年)に運行されました。 運行された当時は、高度経済成長期であり、2年後には東京オリンピックの開催が行われるという時代背景もあり観光スポットとして期待されるも数年後には奥多摩湖に橋梁が建設された為、存在意義を失い4年後の昭和41年(1966年)に運航休止される事になりました。 

この奥多摩湖ロープウェイは、正式名称を「川野ロープウェイ」といい小河内観光開発株式会社によって奥多摩湖上遊覧を目的に昭和37年(1962年)に運行されました。 運行された当時は、高度経済成長期であり、2年後には東京オリンピックの開催が行われるという時代背景もあり観光スポットとして期待されるも数年後には奥多摩湖に橋梁が建設された為、存在意義を失い4年後の昭和41年(1966年)に運航休止される事になりました。 




でもココで疑問です!? 奥多摩湖ロープウェイは、湖面上、道路上を通るルートでケーブルが敷設されており、運行休止から半世紀を経て倒壊やケーブルの破断の危険があるのに、何故放置されているのか!?自治体はどう考えているのか!? 調べてみました!当然、自治体もこの存在の危険性を認知しており東京都と奥多摩町で撤去を検討されたそうですが、所有者が不明の状態の為、法令上の撤去が難しい事だそうです。 そして、そもそもの莫大な撤去費用の捻出が難しいという問題により放置される事なっているそうです。

でもココで疑問です!? 奥多摩湖ロープウェイは、湖面上、道路上を通るルートでケーブルが敷設されており、運行休止から半世紀を経て倒壊やケーブルの破断の危険があるのに、何故放置されているのか!?自治体はどう考えているのか!? 調べてみました!当然、自治体もこの存在の危険性を認知しており東京都と奥多摩町で撤去を検討されたそうですが、所有者が不明の状態の為、法令上の撤去が難しい事だそうです。 そして、そもそもの莫大な撤去費用の捻出が難しいという問題により放置される事なっているそうです。




奥多摩湖ロープウェイの見学を終え、帰路につきます。

奥多摩湖ロープウェイの見学を終え、帰路につきます。




奥多摩湖ロープウェイの見学を終え、帰路につきます。

無事、変な物(首吊り死体等)を見ないで済みホッとしながら出ていきます!

無事、変な物(首吊り死体等)を見ないで済みホッとしながら出ていきます!




以上で廃墟「奥多摩湖ロープウェイ」の御案内となります。 ココには高度経済成長期に夢を観た誰かは分からない大人達の夢がありました!半世紀を経ても無言で佇むこの場所は、行政によっていつの日か解体される日を待っていました。 どうぞご覧に行っては!とは言えない場所ですので、ここで〆させて頂きます。 御精読有難うございました。

以上で廃墟「奥多摩湖ロープウェイ」の御案内となります。 ココには高度経済成長期に夢を観た誰かは分からない大人達の夢がありました!半世紀を経ても無言で佇むこの場所は、行政によっていつの日か解体される日を待っていました。 どうぞご覧に行っては!とは言えない場所ですので、ここで〆させて頂きます。 御精読有難うございました。