群馬県にある関東屈指の温泉街『伊香保温泉』の今を歩いて散策してみる!

伊香保温泉  群馬県内では、草津温泉と並ぶ県を代表する温泉、群馬県渋川市にある”伊香保温泉”に行ってきました!!  伊香保温泉は、7世紀から8世紀にかけて作られた万葉集にも登場する古い温泉で、温泉街が形成されたのは戦国時代で、武田勝頼が当時上州を支配していた真田昌幸(真田幸村のお父さん/通称:父上)に整備を命じ、石段が作られました。 明治時代以降は、多くの文人も訪れ賑い、戦後は歓楽街としても有名になりましたが・・・・この歓楽街化が悪かった!!当初は芸妓さん達等で行っていたサービスが、図に乗って東南アジアの方々を人身売買で購入してきて、この地で売りさばくといった売春街となってしまい、売春が取り締まられてしまった今では、なんとかエロ目的でも来てくれていたお客様もが離れてしまい廃墟化が進む温泉街となってしまいました。 この温泉街の健全なる再起が出来る事を期待し、御案内します。 バブルの頃は、会社の慰安旅行等の大型バスが温泉街に横付けし、おっさん達が温泉と女性を満喫するとんでもない場所として存在してましたが、市民レベルの向上に伴う浄化された今では、カップルや家族旅行者たちを見る事が出来ます。  伊香保温泉を代表する石段は365段あり、石段を囲むように飲食店・旅館・お土産屋さん等が林立しかつて賑わっていた事が今でも分かります。




伊香保御関所  伊香保温泉の石段を登り始める右手に”伊香保御関所”が展示されています。伊香保御関所は、江戸幕府により寛永8年、三国街道の裏往還の要所として設けられた関所跡に、当時を模した関所が資料館として再現されてます。 入場料は無料ですので、気軽に見る事が出来ます。 関所内には、甲冑や取締に使用していた「袖がらみ」と言われる警棒等も展示されてます。




名称     伊香保御関所 所在地   群馬県渋川市伊香保町伊香保甲34 営業時間   9:00-17:00 休館日:毎月第二、第四火曜日 アクセス       上越線渋川駅より路線バスにて20分 種別        関所 / 資料館 参考価格           無料 備考       写真とったり、見学したり出来ます。 滞在可能時間         45分 評価       60点




ハワイ王国公使別邸 伊香保温泉の石段から伊香保御関所へ入り、更にすすむと”ハワイ王国公使別邸”が資料館として今尚残っています。 今の殆どの人は知らないですが、ハワイはアメリカに編入される1898年(日本は明治時代)まで独立したハワイ王国でした。 この建物は、ハワイ王国の駐日公使ロバート・ウォーカー・アルウィンが所有し、1898年まで別邸として使用されていた建物です。 名称          ハワイ王国公使別邸 所在地     群馬県渋川市伊香保町伊香保32 営業時間          9:00-16:30 駐車場        有料の市営駐車場が有ります。 アクセス   上越線渋川駅より路線バスにて20分 参考価格  無料 滞在可能時間      30分 評価       60点




伊香保温泉 医王寺薬師堂  伊香保温泉の石段を進み、上段付近まで進むと温泉まんじゅうが売られている「勝月堂」さんがあります。 そこからふと見ると、蔵の様な御堂の中に仏様が祀られています。 一見すると、やっつけで造った様な御堂ですが、ここは、”医王寺薬師堂”で1547年の創建と古く、薬師如来さんが祀られており、参拝すると眼病に御利益があります。 御堂内部、地元の方々に愛されている薬師如来さんである事が分かります。




伊香保神社 伊香保温泉の石段365段の最上段に位置する”伊香保神社”は、伊香保温泉を守護する神社です。 境内はそれ程広くは無いですが綺麗に整備されており、伊香保温泉への観光客の殆どがお参りされます。 名称           伊香保神社 所在地      群馬県渋川市伊香保町伊香保2 主祭神           大己貴命 / 少彦名命 創建年     825年 営業時間          自由 駐車場    麓に市営駐車場有(有料) 参考価格      無料 備考           365段の階段の最上部にあります。




夜の伊香保温泉 夜の伊香保温泉に行ってきました! 伊香保温泉の話をすると「あぁ~っ、でもあそこは、外人さんしか居ないやろ?」と言う人と、「廃墟探検?今めっちゃめっちゃ寂れてるよね」との二択での回答が非常に多い場所です。 たしかに、どちらも正解です。 調べると2012年のガサ入れで壊滅するまでは、タイや台湾の女性を求めて、そういう方々が沢山遊びにきていたそうですね。 そして、壊滅後は、廃墟が沢山残る廃れた  街になってしまいました。 でも、私は健全に温泉を求めて遥々、千葉からやって来ましたので健全な写真のみで御案内です。 温泉が流れる、水道?用水路?ゴミ等が入ったり、イタズラされない様に、クリアガラスで蓋がされ温泉の流れを見る事が出来ます。




かつては、賑わっていただろう夜の伊香保温泉は、静かな情景に代わってました。
私がはじめて見た屋台以外で繁盛されている射的屋さん!こういう射的屋さんは箱根等にも有りますが、殆どがやっつけでやっているお店が多く、景品等も狙いたくもない物ばかりですが、ココのお店は伊香保温泉の発展を一身に背負っているかの様に、若者にも受ける造りになってます。 これは是非とも遊びたいと思わせる努力が素晴らしいです。 ・・・・さて、次の話に・・・と移りたいのですが残念!来たのが9月中旬なのが悪かったのか??前述の廃墟化なのか、この立派な石段を持つ伊香保温泉の伊香保神社まで続く表通りにもあたる参道で、時刻はまだ9時にも関わらず空いていたのが、このお店だけでした。




夜の伊香保神社
関東屈指の温泉街から、客のニーズに応え過ぎ歓楽街へ、そして廃墟連なる転落の栄枯衰退を体現した伊香保温泉には哀愁があります。 今回は裏道や廃墟群等の見学は行わなかったですが穿った角度での観光も面白い街のこれからの再起を願い、いちど途中経過を見に来ては如何でしょうか!?  御精読有難うございました。 名称     伊香保温泉 所在地      群馬県渋川市伊香保町 アクセス           上越線渋川駅より路線バスにて20分 種別            温泉街 備考  泉質:硫酸塩泉/単純温泉 滞在可能時間           24時間 評価   60点

伊香保温泉  群馬県内では、草津温泉と並ぶ県を代表する温泉、群馬県渋川市にある”伊香保温泉”に行ってきました!!  伊香保温泉は、7世紀から8世紀にかけて作られた万葉集にも登場する古い温泉で、温泉街が形成されたのは戦国時代で、武田勝頼が当時上州を支配していた真田昌幸(真田幸村のお父さん/通称:父上)に整備を命じ、石段が作られました。 明治時代以降は、多くの文人も訪れ賑い、戦後は歓楽街としても有名になりましたが・・・・この歓楽街化が悪かった!!当初は芸妓さん達等で行っていたサービスが、図に乗って東南アジアの方々を人身売買で購入してきて、この地で売りさばくといった売春街となってしまい、売春が取り締まられてしまった今では、なんとかエロ目的でも来てくれていたお客様もが離れてしまい廃墟化が進む温泉街となってしまいました。 この温泉街の健全なる再起が出来る事を期待し、御案内します。 バブルの頃は、会社の慰安旅行等の大型バスが温泉街に横付けし、おっさん達が温泉と女性を満喫するとんでもない場所として存在してましたが、市民レベルの向上に伴う浄化された今では、カップルや家族旅行者たちを見る事が出来ます。  伊香保温泉を代表する石段は365段あり、石段を囲むように飲食店・旅館・お土産屋さん等が林立しかつて賑わっていた事が今でも分かります。 伊香保御関所  伊香保温泉の石段を登り始める右手に”伊香保御関所”が展示されています。伊香保御関所は、江戸幕府により寛永8年、三国街道の裏往還の要所として設けられた関所跡に、当時を模した関所が資料館として再現されてます。 入場料は無料ですので、気軽に見る事が出来ます。 関所内には、甲冑や取締に使用していた「袖がらみ」と言われる警棒等も展示されてます。 名称     伊香保御関所 所在地   群馬県渋川市伊香保町伊香保甲34 営業時間   9:00-17:00 休館日:毎月第二、第四火曜日 アクセス       上越線渋川駅より路線バスにて20分 種別        関所 / 資料館 参考価格           無料 備考       写真とったり、見学したり出来ます。 滞在可能時間         45分 評価       60点 ハワイ王国公使別邸 伊香保温泉の石段から伊香保御関所へ入り、更にすすむと”ハワイ王国公使別邸”が資料館として今尚残っています。 今の殆どの人は知らないですが、ハワイはアメリカに編入される1898年(日本は明治時代)まで独立したハワイ王国でした。 この建物は、ハワイ王国の駐日公使ロバート・ウォーカー・アルウィンが所有し、1898年まで別邸として使用されていた建物です。 名称          ハワイ王国公使別邸 所在地     群馬県渋川市伊香保町伊香保32 営業時間          9:00-16:30 駐車場        有料の市営駐車場が有ります。 アクセス   上越線渋川駅より路線バスにて20分 参考価格  無料 滞在可能時間      30分 評価       60点 伊香保温泉 医王寺薬師堂  伊香保温泉の石段を進み、上段付近まで進むと温泉まんじゅうが売られている「勝月堂」さんがあります。 そこからふと見ると、蔵の様な御堂の中に仏様が祀られています。 一見すると、やっつけで造った様な御堂ですが、ここは、”医王寺薬師堂”で1547年の創建と古く、薬師如来さんが祀られており、参拝すると眼病に御利益があります。 御堂内部、地元の方々に愛されている薬師如来さんである事が分かります。 伊香保神社 伊香保温泉の石段365段の最上段に位置する”伊香保神社”は、伊香保温泉を守護する神社です。 境内はそれ程広くは無いですが綺麗に整備されており、伊香保温泉への観光客の殆どがお参りされます。 名称           伊香保神社 所在地      群馬県渋川市伊香保町伊香保2 主祭神           大己貴命 / 少彦名命 創建年     825年 営業時間          自由 駐車場    麓に市営駐車場有(有料) 参考価格      無料 備考           365段の階段の最上部にあります。夜の伊香保温泉 夜の伊香保温泉に行ってきました! 伊香保温泉の話をすると「あぁ~っ、でもあそこは、外人さんしか居ないやろ?」と言う人と、「廃墟探検?今めっちゃめっちゃ寂れてるよね」との二択での回答が非常に多い場所です。 たしかに、どちらも正解です。 調べると2012年のガサ入れで壊滅するまでは、タイや台湾の女性を求めて、そういう方々が沢山遊びにきていたそうですね。 そして、壊滅後は、廃墟が沢山残る廃れた 街になってしまいました。 でも、私は健全に温泉を求めて遥々、千葉からやって来ましたので健全な写真のみで御案内です。 温泉が流れる、水道?用水路?ゴミ等が入ったり、イタズラされない様に、クリアガラスで蓋がされ温泉の流れを見る事が出来ます かつては、賑わっていただろう夜の伊香保温泉は、静かな情景に代わってました。 私がはじめて見た屋台以外で繁盛されている射的屋さん!こういう射的屋さんは箱根等にも有りますが、殆どがやっつけでやっているお店が多く、景品等も狙いたくもない物ばかりですが、ココのお店は伊香保温泉の発展を一身に背負っているかの様に、若者にも受ける造りになってます。 これは是非とも遊びたいと思わせる努力が素晴らしいです。 ・・・・さて、次の話に・・・と移りたいのですが残念!来たのが9月中旬なのが悪かったのか??前述の廃墟化なのか、この立派な石段を持つ伊香保温泉の伊香保神社まで続く表通りにもあたる参道で、時刻はまだ9時にも関わらず空いていたのが、このお店だけでした。 夜の伊香保神社 関東屈指の温泉街から、客のニーズに応え過ぎ歓楽街へ、そして廃墟連なる転落の栄枯衰退を体現した伊香保温泉には哀愁があります。 今回は裏道や廃墟群等の見学は行わなかったですが穿った角度での観光も面白い街のこれからの再起を願い、いちど途中経過を見に来ては如何でしょうか!?  御精読有難うございました。 名称     伊香保温泉 所在地      群馬県渋川市伊香保町 アクセス           上越線渋川駅より路線バスにて20分 種別            温泉街 備考  泉質:硫酸塩泉/単純温泉 滞在可能時間           24時間 評価   60点