奥多摩湖にドラム缶で掛けられた浮き橋『ドラム缶橋』へ潜入調査!!

ドラム缶橋

東京都青梅市奥多摩町にある奥多摩湖に架けられた浮橋『ドラム缶橋』にやってきました!! ここは、「奥多摩湖観光」の目玉スポットの一つである人気の場所になっております。 少々アクセスが困難な為、スルーされる方もおりますが、湖面に近づく事が禁止されている「奥多摩湖」で、湖面のすぐ側に近づける貴重な場所になっているのでおススメします! では、「奥多摩湖」とは!?と共に、御案内します!!




▼奥多摩湖とは!?

奥多摩湖とは!?

東京都青梅市奥多摩町にある通称・「奥多摩湖(おくたまこ)」は、正式名称を「小河内貯水池(おごうちちょすいち)」と言います。 一見すると山深い場所にある自然の湖ですが、水道専用貯水池として多摩川を「小河内ダム」によって堰き止めて造られた、「東京都水道局」が管理する日本最大級の人造湖です。 主な役割は、利根川水系を水源としている東京の水道が、水不足となったときに水を供給する重要なライフラインとして機能する様になっております。 また、水力発電施設も併設されており、多摩地区一帯に電力を供給する任も担っております。 「奥多摩湖」と言えば東京都の様に思えますが、東京都と山梨に跨る巨大な湖です。

奥多摩湖




▼ドラム缶橋とは!?

奥多摩湖ドライブ

ドラム缶橋とは、奥多摩湖の湖面に架けられた、2つの歩行者専用の「麦山浮橋」と「留浦浮橋」の事です。 現在見られる物は樹脂製の浮(うき)で架けられている橋ですが、作られた当初はドラム缶を用いていた為、今でも「ドラム缶橋」と呼ばれております。 実用面では、国道411号と奥多摩周遊道路を結ぶ橋となっておりますが、実際は観光名所としての役割が大きいです。

※貯水量が減少した際には撤去されるので、訪れる前に確認して下さい。




▼麦山浮橋

麦山浮橋

二つあるドラム缶橋の一つ「麦山浮橋」にやってきました。 真冬に訪れた為なのか? 看板近くには誰が書いたかのか「閉鎖中」と書いた紙がありましたが、扉も開いており入れるようになっていたので潜入します。




ドラム缶橋階段

階段を降り湖面に向かいます。 夏に訪れた人の話を聞くと「凄い人の数で浮いた橋が揺れて怖かった。」との事でしたが、真冬の風が強い日だった為なのか、訪れる人も少なく寂しげな場所になっておりました。

橋の上

階段から観た現在のドラム缶ではない「ドラム缶橋」の風景です。 これから、湖面に浮かぶ橋に行くので、ご覧いただく前に言うのは良くないですが、風景としてはココからの景色が個人的には一番良く思えました。

ドラム缶橋入り口

橋に第一歩踏み出したところ、結構揺れたので驚きました。 ふざけて遊ぶと、本気で危ないと思います。

橋の真ん中

「ドラム缶橋」の真ん中に進んできました。 橋の上は一歩進む毎に橋を連結する金具が「ガシャン」っと大きな音を立てます。 真ん中に近づくほどに遮るものが無い為か、風が強く真冬には非常に寒いです。

橋の真ん中から観た風景です。 15時過ぎだったので十分な光量が得れず暗いですが、肉眼では綺麗な湖越しの山々を望む風景は素晴らしかったです。




対岸

橋の真ん中から見た対岸の風景です。 この橋は、地元の方の利用を除くと観光資源が主な役割です。 その為、対岸にまで行ってもすることが無いので、ただ引き返してきました。

帰路

来た道を引き返し、戻ります。

▼さいごに

上からの風景

やっぱり、上から風景が一番橋を美しく観る事が出来ます。 以上で、「ドラム缶橋」の御案内となります。 やっぱり水遊びは夏にするものなので、個人的には夏に訪れる事をお勧めします。 皆様も遊びに来ては如何でしょうか。 御精読有難うございました。

▼熊野生息地

奥多摩湖の熊

「奥多摩湖」の湖畔はツキノワグマ生息域の為、たまに人が襲われる事があるので注意して下さい。




▼アクセス

住所:東京都西多摩郡奥多摩町

公共交通機関:JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バス「奥多摩湖バス停」下車