埼玉県比屈指のキテレツな心霊スポット「岩窟ホテル」を徹底解説!

このエリアでの知名度では、吉見百穴に次いで有名であろう「岩窟ホテル」は、崖崩れにより立ち入りが禁止されており中に入る事は出来ません。 では、この魅惑的なネーミングの「岩窟ホテル」なるものが一体なんなのかを写真と共に御案内致します!

このエリアでの知名度では、吉見百穴に次いで有名であろう「岩窟ホテル」は、崖崩れにより立ち入りが禁止されており中に入る事は出来ません。 では、この魅惑的なネーミングの「岩窟ホテル」なるものが一体なんなのかを写真と共に御案内致します!




この岩窟ホテルの正式名称は「岩窟ホテル・高荘館」といいます。 今では、ただ崖に空いた穴に鉄柵がされているだけの場所となっており、知らずに通るとなんなのかすらも分からない存在となっておりますが、当時を知る方によると名称はホテルなのに、ホテルとしては運営していなかった!や、運営していた!という情報が錯そうしておりました。 じゃーなんなのか??と現地では埒があかなかったので帰宅後に更に調べてみました。 この岩窟ホテルは、農夫・高橋峯吉さんの手によって明治時代後期から大正時代にかけて掘られたもので、もともとは、ホテルとして建設された訳ではなく、お酒の醸造用に洞窟を掘っていた所、新聞報道で「岩窟掘ってる」が訛り、「岩窟ホテル」と呼ばれるようになったという、なんとも冗談の様な話が始まりだそうです。 その後、新聞報道により集まった野次馬に感化されたのか、本当にホテルとして建造する事になりました。 特筆すべきは、今では全く面影も無いですが、門構えから部屋のテーブルまでも全て岩を掘り作られていたそうで、特異なホテルを観ようと整理券まで配られる程の観光客が訪れたそうです。

この岩窟ホテルの正式名称は「岩窟ホテル・高荘館」といいます。 今では、ただ崖に空いた穴に鉄柵がされているだけの場所となっており、知らずに通るとなんなのかすらも分からない存在となっておりますが、当時を知る方によると名称はホテルなのに、ホテルとしては運営していなかった!や、運営していた!という情報が錯そうしておりました。 じゃーなんなのか??と現地では埒があかなかったので帰宅後に更に調べてみました。 この岩窟ホテルは、農夫・高橋峯吉さんの手によって明治時代後期から大正時代にかけて掘られたもので、もともとは、ホテルとして建設された訳ではなく、お酒の醸造用に洞窟を掘っていた所、新聞報道で「岩窟掘ってる」が訛り、「岩窟ホテル」と呼ばれるようになったという、なんとも冗談の様な話が始まりだそうです。 その後、新聞報道により集まった野次馬に感化されたのか、本当にホテルとして建造する事になりました。 特筆すべきは、今では全く面影も無いですが、門構えから部屋のテーブルまでも全て岩を掘り作られていたそうで、特異なホテルを観ようと整理券まで配られる程の観光客が訪れたそうです。




今でも分かる当時の遺構は、この鉄柵が設けられたテラスだけとなっております。

今でも分かる当時の遺構は、この鉄柵が設けられたテラスだけとなっております。




見た目は全く怖くないですが、意味深に揃えて置かれたスニーカーが怖かったです。

見た目は全く怖くないですが、意味深に揃えて置かれたスニーカーが怖かったです。

更に、調べて面白かったのが高橋峯吉さんが述べたとされる岩窟ホテルの建設理由は、「何等功利上の目的は無く、唯純粋な芸術的な想像慾の満足と、建築の最も合理的にして完全なる範を永く後世の人士に垂れんが為」との事でした。 難しい言葉ですので簡単に言うと、瓢箪から駒の様に始まったホテル建設が、いつの間にかに御本人の中では、日本には無かった新たな居住空間の提案と造形芸術の類へと進化していたのです。 以上で、「岩窟ホテル」の御案内となります。 ここは埼玉県屈指の心霊スポットとして知られた場所ですが、見た所は恐ろしげな雰囲気も無かったです。 これ単体を見ても面白くもなんとも無いですが、「吉見百穴」に行かれた序に見学に行かれては如何でしょうか。 御精読有難うございました。

更に、調べて面白かったのが高橋峯吉さんが述べたとされる岩窟ホテルの建設理由は、「何等功利上の目的は無く、唯純粋な芸術的な想像慾の満足と、建築の最も合理的にして完全なる範を永く後世の人士に垂れんが為」との事でした。 難しい言葉ですので簡単に言うと、瓢箪から駒の様に始まったホテル建設が、いつの間にかに御本人の中では、日本には無かった新たな居住空間の提案と造形芸術の類へと進化していたのです。 以上で、「岩窟ホテル」の御案内となります。 ここは埼玉県屈指の心霊スポットとして知られた場所ですが、見た所は恐ろしげな雰囲気も無かったです。 これ単体を見ても面白くもなんとも無いですが、「吉見百穴」に行かれた序に見学に行かれては如何でしょうか。 御精読有難うございました。