埼玉県比企郡にある奇妙奇天烈な寺院「吉光院 當選寺」を徹底解説!
埼玉県にある穴だらけの不思議な遺跡「吉見百穴」へ訪れると異彩を放つ寺院の前を通ります。 それが「吉光院 當選寺」と言います。 地元の方でないとココを目指して訪れる人は居ないと思われるローカルな寺院ですが、なんとも奇妙奇天烈な臭いがプンプンとしており、恐る恐る見学してみました。
寺院前にある巨大な看板には戦国時代の大永六年(1526年)建立、本尊 承理観世音菩薩、吉光院 當選寺と書いており、本尊の承理観世音菩薩が、音読みで勝利と掛かっている事が分かります。 ちょっと気になったのが大永六年??ホントに??と疑問を持ちながら参拝に向かいます。
コンクリート造りの門構えを見て、「入って良いのかな??」と不安に思いながら、一歩踏み出してみました。
門の横にある「お参りは自由」の文字に、ちょっとホッとしながら中に入ります! 以前に奇天烈な寺院に入って撮影していた所、言葉に出来ない恐ろしい体験をしたので正直、この空間に入るのに、この看板が無ければ結構ドキドキしながら入ることになったと思います。
境内は、大永六年(1526年)建立とは思えない真新しいコンクリート造りになっていました。
扁額に「虚空菩薩」と掲げられた御堂にお参ります。 中は暗くて見えなかったのですが、人感センサーで急にライトに照らされるんじゃないか?とドキドキしながらの参拝です。
・・・・・これでも、マジで祀られております。・・・
・・・・・これでも、マジで祀られております。・・・
境内には、社務所もしっかりとあり、ココにどんな人が訪れているのか非常に気になります。
こんな寺院ですが、・・・・失礼、この寺院は山の斜面を切り開いた場所に建立されており社務所等があるのが麓とすれば山の中腹にある「承理観世音菩薩」と「ぴんころ観音」へ参拝に向かいます。
恐らくこの寺院の目玉と思われる六角堂でしょうか? 私がこの寺院を観た中では、一番まともと思われる建造物です。 正直、他の奇天烈な展示物は全て即座に廃棄して、これ一本で勝負した方がいいと思います。
御堂の中には、「承理観世音菩薩」が祀られているそうで、ココではあらゆる勝負事の勝利を祈願する事ができるそうで、受験の合格祈願に訪れる人もいるそうです。・・・・
最後に、野ざらしに建立されている「ぴんころ観音」を参拝し、将来は、ぴんぴんコロリと逝ける様に祈ります。 この寺の趣旨は非常に素晴らしいと思いますが、なんでこんな展示方法なの??至る所で疑問が沸いてきます。
う、うん・・・・「ぴんころ観音」の趣旨は素晴らしいんですけど・・・・以上で、埼玉県比企郡の古代遺跡「吉見百穴」すぐ側にある奇妙奇天烈な寺院「吉光院 當選寺」の御案内となります。 趣旨等は非常に良い寺院ですが、和尚さんのセンスでしょうか??凄まじく新興宗教の様な胡散臭い臭いがする寺院でしたが、ちゃんとした寺院でした。 一度どんな寺院か観に行かれては如何でしょうか。 御精読有難うございました。
名称 吉光院 當選寺 所在地 埼玉県比企郡吉見町南吉見5 営業時間 参拝自由 予算 0円 種別 寺院 奇天烈 備考 吉見百穴の駐車場を使用してください。 評価 55点
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