竹林が美しい鎌倉の人気スポット『功臣山 報国寺』、通称「竹寺」の歩き方!

鎌倉にある「報国寺」に行ってきました!このお寺さんは、外国人観光客から”bamboo temple”(竹寺)の名前で知られ、この寺を目当てに海外から来る人がいるぐらい人気のお寺さんです。 他のサイトでは、鎌倉中心から離れており人が少なく、のんびり観光できると書かれていたりしますが、まー人気のお寺さんですので人人人、下手したらこの狭いスペースに竹より人間の方が多いんじゃないかと思ってしまったりもします。 なので、おススメは、平日に行くか朝方の開門と同時に行かれるぐらいじゃないと、綺麗な風景を見たり、写真を撮ったりするのが難しいと思います。  【解説】  1334年に天岸慧広の開山により創建されたと伝えられ、開基については足利尊氏の祖父足利家時とも上杉重兼ともいわれている。臨済宗における寺格は諸山に列せられていた。1438年(永享10年)におきた永享の乱で敗れた鎌倉公方足利持氏の子義久がこの寺で自刃している。   参道を通って、本堂に向かいます。  御覧の写真の通り、他人様を写さないよう人が居なくなるのを待ちましたが、途切れる事無くほとほと困りました。 参道は、絶対に訪日外国にの大好物のTHE JAPAN丸出しです。 余りに綺麗に手入れされている様を見て、唸っている外人が多いので、「外人唸らせ」の道と言われています。  (嘘です。) 報国寺の本堂です。 足利義久が切腹した寺との事ですが、どこで逝ったのか気になります。




別称、竹寺の由来にもなっている、本堂裏にある竹林です。 ここからの風景を見たくて、国内、海外から沢山のかたが訪れます。 私が訪れたのは5月頃であった為、写真で見えるか分からないですが、竹林内には伸びてしまい、これから竹となる筍が沢山生えておりました。  写真でお分かり頂ける通り、沢山の観光客が列をなして竹林内を観光しており、各々デジカメ、スマホ、一眼を駆使しながら撮影しております。美しく整備された竹林内には、見どころが沢山あり、綺麗整えて生えている苔、古びたお地蔵さん。さらに下で御案内する「やぐら」(墓穴)等も必見です。

竹林の中から見える穴(やぐら)は、鎌倉時代のお墓で、柵が在り離れてはおりますが、五輪塔が見えます。 この中には、開基と伝わる足利家時と、ここで自刃した足利義久の墓が安置されているそうです。  【やぐら】  やぐらは、鎌倉の周辺で鎌倉時代中期以降から室町時代前半にかけて作られた横穴式の納骨窟または、供養堂である。 現在では、土砂崩れや宅地開発で潰れたものも多く、残ったやぐらも風化で苔むした洞穴にしか見えないが、建立当時の内装は漆喰を持って平らにならされており、壁面には仏像、梵字、五輪塔、宝篋印塔等が掘られた豪華なものでした。




境内裏には、無数の墓地があり昔々から、墓所としての機能を持ってきたのが非常に分かります。 拝観時間は、9時~16時となっておりますので、結構速いですのでご注意ください。   素晴らしい竹林を備え、自刃等の事件、数百年の歳月が刻まれたお寺に癒されました。 こんか触れなかったですが、中では御抹茶等も楽しめますので、次回楽しみたいと思います。   御精読ありがとうございました。




▼アクセス

住所:〒248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7−4