千葉県南房総市の秘境にある圧巻の落差15mの『黒滝』を徹底解説!!
千葉 黒滝 千葉県の南部に位置する南房総市の名勝”黒滝”へやってきました! 海に近い山の奥地にある秘境とも言えるこの場所は、黒い岩肌を落ちる落差約15mの滝と赤穂浪士に縁のある坊主、向西坊が入定(自らの命と引き換えに民の安穏を祈願する事)した入定窟が見所の景勝地です。 ちなみに、向西坊は、出家する前は赤穂浪士の一人、片岡源五右衛門高房の下僕として働き、赤穂浪士の討ち入り後は、本懐を遂げた四十七士の亡骸の供養を行い出家し20年の歳月を掛けて自身の故郷群馬県安中市に四十七の石像を建立した事で知られています。
外房沿いを走る国道128号線を走り、「花園海水浴場」を目印に住宅街を抜け山間部に入って行きます。 しっかりと看板を見ながら進むと道に迷う事は無いですが、車一台がやっと走れる山道は、「どこまで進めるのだろう?ここらへんで止めて歩いたほうが良いのじゃないだろうか?」と不安になりますが、”黒滝”はギリギリまで車で行く事が出来るので広い公園に出るまで進んでください。
入口には「向西坊入定窟」の解説看板もしっかりと設置されており、前知識を入れて中に入る事が出来ます。 さて、いよいよ歩いて山に入って行きます。 千葉は関東ですが、非常に温暖な場所の為、写真にある「蜂注意」の通り、蜂やアブ、山蛭やマムシが関東内の他県に比べ非常に多い印象です。 ちなみに、この日ここまでの道中にもアスファルトの上にマムシが這っているのを観たりと、個人的に夏場に一人で来るのはちょっと怖いです。 皆様もココに来られる場合は、長ズボンに登山靴等のしっかりとした靴で来られないと危ないですよ。
ここも千葉の景勝地ですので大勢の人の足で踏み均された山道は歩きやすくなっており、スイスイと進めます。 但し、足元の警戒は怠りません。 「山+水場+温暖=虫やカエルが生息=それを捕食するマムシ」というのを意識して歩きます。
道中は所々木の板で道が舗装されており、子供やお年寄りでも歩きやすくなっています。
山道ですが滝までは傾斜が無いので歩きやすいですが、所々滑りやすい箇所があるので登山靴がおススメです。
途中、川を渡りますが水量が少ないのでコケても大怪我する心配はありません。
ミニ・インディージョーンズの気分を味わいつつあるく事3、4分、滝の轟音がこの辺りから鮮明に聞こえ出します。
”黒滝”が見えました! 私が思っていたよりも高位置からの落水があり線こそ細いですが、十分に見応えのある滝です。 但し、水が濁っており綺麗な水じゃないのが非常に惜しいです。
滝の上には展望台があり上から滝を眺める事が出来ますが、現在は木々が鬱蒼としており見えづらくなっているので観るなら下から見た方が良いと思います。 また、展望台横には向西坊入定窟が有ります。 以上で、千葉県南房総市にある”黒滝”の御案内となります。 この滝は向西坊がこよなく愛したと伝わる滝ですが来てみて、ダイナミックな滝に気持ちが分かりました。 場所が場所ですので多くの観光客が訪れる場所でもないので静かに鑑賞する事が出来お勧めの場所です。 皆様も一度遊びに来ては如何でしょうか。 御精読ありがとうございました。
名称 黒滝 所在地 千葉県南房総市和田町花園 料金 無料 種別 自然 滝 備考 マムシ 山蛭 蜂注意 評価 77点
やろうかなぁ?やめとこうかなぁ??と悩んだら ”犯罪や人に迷惑をかける事以外、全力でやってみて下さい。”の恩師の言葉を、元にとりあえず何でもやってみる、趣味は、旅行・骨董品収集のいくちゃと申します。(最近は、ドローンも楽しいです。)
当サイトでは、旅先での出会いに感謝をし、そこで得た感動や学びを勝手に皆様と共有出来るように作っております。
ちょっとでも面白いと思って頂けたら「いいね」等はお手間が勿体無いですので、ただただ明日も見て下さい。 よろしくお願いします!!