藤原道長に所縁のある仏像が残る東福寺塔頭『五大堂同聚院』に行ってみた
東福寺へ参拝後に、東福寺塔頭の『五大堂同聚院』にやってきました!!
塔頭というのいは、本寺の境内や隣接地に造られた小さなお寺の事だよ。
だから、東福寺塔頭というのは東福寺傘下の小さなお寺って意味なんだ。
本日は簡単に「五大堂同聚院」の行き方や歴史等をご案内致します。
▼行き方
五大堂同聚院に行くには、東福寺と同じくJR奈良線・東福寺駅で下車し徒歩で訪れるのが最も楽な方法となります。
※下車してから徒歩約10分程の距離です。
住所:〒605-0981 京都府京都市東山区本町799
▼本堂と歴史
境内は狭く、入口から入って直ぐに、室町時代中期の文安年間(1444-1448)に開山され、本尊・不動明王坐像(重要文化財指定)が祀られる本堂が見えます。
これだけを観ると大した面白みがない寺院の様に思えるけど、ところがどっこい!!
当寺の御本尊の歴史を知ると面白いんだよ。
鎌倉時代の嘉禎二年(1236)に東福寺が建立されるよりも約300年前の平安時代、このエリア一体は924年に藤原忠平が作った法性寺という超巨大な寺院がありました。
本日訪れたココ東福寺塔頭『同聚院』に祀られる不動明王坐像は、時の関白・藤原道長が寛弘3年(1006)に法性寺に建立した五大堂の中尊と云われております。
しかしながら、法性寺は大貴族である藤原氏の寺として庇護を受け栄えましたが、藤原氏の衰退や天災等によって縮小してしまいます。
そして、その跡地に東福寺が建立され、塔頭として嘉吉四年(1444)に建てられた『同聚院』に五大堂に祀られていた不動明王坐像が本尊として移されたという歴史を持っております。
この仏像は法性寺・五大堂に祀られていた五大明王の中で唯一現存している仏像なんだ。
直に見てみたい人は、拝観料は200円で本堂内に入る事が出来るよ!
▼御朱印
受付で300円を支払えば御朱印を頂くことが出来ます。
▼さいごに
以上で、藤原道長に所縁のある仏像が残る東福寺塔頭『五大堂同聚院』のご案内となります。
小さな寺院ですので、東福寺を参拝後に気軽に訪れてみては如何でしょうか。
ご精読ありがとうございました。
みんなも行ってみてね~
▼最寄りの宿
アパホテル〈京都駅北〉(全室禁煙)
京都市営地下鉄烏丸線「京都駅」(C6出口)徒歩3分、JR「京都駅」(中央口)徒歩5分
600-8216
京都府京都市下京区東塩小路町597-2
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