紅葉の季節に京都を代表する散策路として知られる『哲学の道』を歩いてみた
紅葉を観に、京都で人気の散策路である『哲学の道』にやってきました!!
「哲学の道」は日本の道100選にも選ばれ、春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪化粧と四季を通じて散策して楽しい道だね。
本日は、行き方、歴史を含めてご案内致します。
▼アクセス
「哲学の道」は、白川通と今出川通がT字に交差する白川通今出川を北端に、琵琶湖疏水に沿って登った南端の熊野若王子神社前の冷泉通若王子橋までの約1.5㌔の散策路となっております。
この道を北端から散策する場合は、京都市営バスに乗車し銀閣寺道バス停で下車し向かう事が出来ます。
住所:〒606-8427 京都府京都市左京区鹿ケ谷法然院西町
では、ココから哲学の道を上流に向かって進みます。
この写真に写る川が琵琶湖疏水といって明治時代に掘られたトンネルを通って琵琶湖の水が流れてきているんだよ。
琵琶湖からフレッシュな水が注がれている為、前述のとおりホタルも生息する程の綺麗な水です。
先ほど、「白川通今出川を北端に」と申しましたが、以前まではこの銀閣寺橋を北端と云われておりました。
※今でもココが北端と説明されるガイドブックやサイトなども多いです。
哲学の道を散策する時の楽しみの一つが、川沿いの所々で営業されているお土産屋や、カワイイ小物屋や飲食店をめぐる事です。
中にはハンドメードにこだわる雑貨屋等もあり、見るだけでも楽しいです。
ジジババ観光だけだと飽きちゃう人もいますから若者にはこういう楽しみもないとですね。
哲学の道には、全国からの観光客以外にも近隣の京都大学や京都造形芸術大学等の学生さんも訪れる為、本日は平日にもかかわらず賑わっておりました。
先ほどの銀閣寺橋から歩いて三つ目の橋の袂にある弥勒院にはパワースポットとして知られる『幸せ地蔵』が祀られております。
ここも哲学の道の中で人気の観光ポイントだね!
ここの地蔵はもともと京都の室町にあった呉服商店が祀っていたものだったんだけど、戦時中に弥勒院が譲り受け今に至るそうだよ。
幸せ地蔵へ参拝後、さらに山手にある南端に向け歩を進めます。
哲学の道は、今でこそ多くの観光客が訪れる京都を代表する観光スポットの一つとなっておりますが、もともとは明治時代に琵琶湖疏水が完成した際に疏水の管理用の道路として作られた道だったそうです。
その後に京都大学の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが哲学について思案を巡らしながら散策した事から「哲学の道」と云われる様になったんだって。
山手に進むにつれ、木々がどんどん美しく色付いてきました。
余談ですが、僕は数ある紅葉スポットの中でも、特に哲学の道が好きです(桜も)。
それは青春時代をここで過ごしたのも理由の一つですが、それ以上に山、公園、寺院といった場所で紅葉狩りを行うと、あっちも良い、こっちも良いと目移りして不器用な紅葉狩りを行ってしまう性格の為です。
その点、哲学の道では一直線に進むしか無く、次から次へと美しい紅葉を楽しむ事が出来るからです。
心の中で、そわそわっとした楽しい心地を楽しみながら散策します。
とりあえず、「哲学の道」に関するひとしきりのご案内を終えたので、あとは写真のみの情報となります。
京都の紅葉シーズンは、哲学の道だけでなく全体に的に遅く、12月初旬頃からがハイシーズンとなる場所が多いです。
なので、とにかく寒いです。
盆地特有の底冷えで芯から凍えてしまいます。
だから京都に紅葉を観にを訪れる際は、あったかくしておいでね。
昼間がどんなに温かくても、少し日が暮れただけで一気に寒くなるよ~
哲学の道も中盤を過ぎ、いよいよ南端に近づいた頃に左手に気になる構造物が見えました・・・
▼宗諄女王墓
それは、江戸時代末期から明治時代(1816年-1889年)の激動の時代を生きた皇族伏見宮貞敬親王の皇女が眠る『宗諄女王墓』です。
宗諄女王は、生まれてすぐの文政二年(1816)に光格上皇の養女となり,四歳にして霊鑑寺にて出家し門跡となりました。
その後に還俗(坊さんをやめる事)しますが、すぐに尼に戻りました。
そして、それからは新政府の大教宣布運動に協力した人物です。
宮内庁が管理しているお墓だから勝手に入ったりしたらダメだよ!!
さらに続けて川べりを歩いて進みます。
すると木の上に猫がいて、にゃーにゃーと泣き降りられない様子です。
こりゃ可哀想と通りかかったオジサンが手を差し伸べると、驚いた猫は更に上の細い枝の場所まで登ってしまいました。
それを見た僕は余計なことをするもんじゃないという教訓を得て、さらに進みます・・・(その後に猫がどうなったかは知らないです。)
そして、南端である熊野若王子神社前にやってきて、哲学の道の散策が終了しました
お疲れ様です!!
▼さいごに
以上で紅葉の季節の『哲学の道』のご案内となります。
どのシーズンに来ても楽しめる場所ですが、特に紅葉を楽しむには最高の場所となっております。
皆様も京都へお立ち寄りの際は訪れてみては如何でしょうか。
ご精読ありがとうございました。
暖かいかっこうをして皆でおいでやす~
▼最寄りの宿
ホテルインターゲート京都 四条新町
ハッピーアワーからぶぶ漬けバイキングまで『無料ラウンジサービス』付き | 手足伸ばせる大浴場 完備
604-8214
京都府京都市中京区新町通錦小路上る百足屋町387
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