83年の長きに亘り君臨した世界最大の卸売市場『築地市場』最後の日へ潜入!

築地市場最後の日

 昭和十年(1935)に開設以来、世界最大の卸売市場として君臨し、2018年10月6日に幕を閉じた東京都中央区にある『築地市場』にやってきました!!

 ここ数年、東京都小池都知事の言動や、「築地市場」の移転先となる「豊洲市場」の問題の方が話題となっており、「いつ移転するの??」と思っていたところ、テレビのニュースで本日が最終日と知り、慌てて閉場後の夜の築地へ取材?野次馬??に来ました。

 しかし、訪れた時刻では既に中に入る事が出来なくなっておりました為、夜の「築地場外市場」も含めて御案内したいと思います。




築地市場

 この「築地市場」は、正式名称を『東京市中央卸売市場』と言います。

 成り立ちは、江戸時代より東京の食品流通を担ってきた日本橋魚河岸の市場群が、大正十二年(1923)に起きた関東大震災で壊滅してしまった為、再建を進めるにあたり当寺富国強兵を進めていた政府はヨーロッパ等にあった巨大マーケット方式を参考に、臨時の東京市設魚市場を開設したのが、築地市場の始まりとなります。

 以来、世界でも有数の都市である東京の台所として機能してきました。

 近年では、日本だけでなく海外から訪れる観光客でも賑わう人気のスポットとなっております。

築地市場

 ニュースでは、最後の築地を観ようと多くの観光客が訪れ大混雑していると言われておりましたが、訪れた21時頃には既に人も疎らになり、粛々と移転準備をされる方々がいるだけになっておりました。

 僕は、閉場を知るのが遅すぎた為に中には入れず、外からの写真だけとなります。




▼夜の築地場外市場

築地場外市場

 このまま帰るのは寂しいので、誰でも観る事が出来る夜『築地場外市場』の夜の姿を観てみたいと思います。

 ※ちなみに、「築地市場」は移転しますが、『築地場外市場』は移転しないので、明日からも楽しむ事が出来ます。

築地場外市場

 昼間に訪れた事がある人なら、凄まじい人混みにウンザリするかと思われますが、営業時間外の深夜に差し掛かる時間ともなると、24時間営業している「寿司三昧」さんに行かれる人以外は、殆ど人もおらず閑散としておりました。

築地場外市場

 人の居ない「築地」も何故か哀愁があり、歩くのが楽しいです。

寂れた

 朝に働く人々が訪れるまで、整頓されることが無い昼間と違った風景が広がっておりました。

築地の夜

 普段なら、こんな夜中の人気の少ない場所を歩いていると不審がられるかもとの思いもありますが、下に記載しました「余談」箇所で良いことをした後の為、堂々と撮影します。

築地の夜

 昼間には人が多くゆっくり撮影出来ないので、夜もいいものですね。




▼波除神社

波除神社

 本日、本当に撮影したかったのは築地にあった「吉野家一号店」でしたが、下記「余談」の所でお話します件で、交番に立ち寄り吉野家の場所を聞いてみると、閉場後は一般人は立ち入ることが出来ないエリアにあるとの事で、代わりに「吉野家の碑」があると言うこの神社を教えてくれたので立ち寄ってみます。

波除神社

 築地市場に隣接するこの「波除神社」は、何故こんな所にあるのは調べてみると面白いものがありました。

 この神社がある辺りから東京駅にかけての広い範囲は、今から約400年程前の徳川家康が開府した頃まで海だったそうです。

 それを4代将軍家綱の代までに次々と埋め立てられて行くのですが、最後に残った築地エリアの埋め立て工事は強い波の為、非常に困難を極めたと伝わります。

 伝承によると、そんな困難な工事が続いていたある夜の事、海を見ると光りを放って漂うものがありました。 人々は不思議に思って船を出してみると、それは立派な稲荷大神の御神体でした。

 人々は畏れ、現在の地に社を構えてお祀りしたところ、今まで起きていた強い波は治まり、無事埋め立て工事を終える事が出来たと云われます。

 それ以来今に至るまで、「災難を除き、波を乗り切る」 波除稲荷様として築地で働く人々を中心に尊崇されてきた神社だそうです。

 小さな社に、深い歴史がありました。

吉野家石碑

 前述で、警察の方が教えてくれた「吉野家の碑」は、築地移転が決まっていた平成28年8月31日に吉野家によって建立されたものです。

 牛丼販売を生業とする「吉野家」は、日本橋にあった魚河岸に開業し、その後、関東大震災で被災を受けた他の魚河岸と共に「築地」に移転してきました。

 以来、東京大空襲で店舗焼失などもありつつも、この地で商売を行い昭和34年に「築地一号店」を開業します。

 この碑は、創業以来築地で見守ってくれた「波除神社」に感謝をし、記念碑として建立されたそうです。

玉子塚

この神社が面白かったのが、写真は「玉子塚」ですが他にも活魚塚・鮟鱇(あんこう)塚・海老塚・すし塚・昆布塚とそんな事言いだしたら築地なんてキリが無いでしょう!と言いたくなる程「塚」が狭い境内に所狭しと安置されております。




▼さいごに

築地市場

 以上で、83年の長きに亘り君臨した世界最大の卸売市場『築地市場』最後の日に訪れた、築地の御案内?となります。

 市場は移転しても「築地場外市場」は、これからも営業をされるそうなので皆様もふらりと訪れてみては如何でしょうか。

 御精読有難うございました。




▼アクセス

住所:〒104-0045 東京都中央区築地5丁目2−1

▼余談

財布拾った

 余談ですが、築地に訪れていきなり道端で財布を拾いました。

 中身を見るつもりも無かったのですが、中が入っていたら交番に届けようと見た所〇〇〇〇円程入ってました。

 なので、良い事をすればきっと自分にも帰ってくると信じて、築地市場横にあった「交番」へ持って行ったのですが市場の移転に伴い交番も既に移転してしまっており、移転先の交番を探すのに40分も歩いて探してしまいました。

 この写真は、「マジか!めんどくせー どこにいってん交番!!」とぼやきながらの一枚です。

 持ち主の方!!僕はしっかりと届けましたが、お礼はいいので毎日当サイトを観てください!!!

 以上、余談です。




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