古代・弥生時代創建の滋賀県近江八幡の守護神『比牟礼八幡宮』へ潜入調査!
滋賀県近江八幡市にある旧八幡町の総社『比牟礼八幡宮』にやってきました!
この神社は、弥生時代に創建され、飛鳥時代後代に詠まれた和歌にも登場する古社として知られております。
また、中世以降には2代関白・豊臣秀次に縁を持ち、関ヶ原合戦後には徳川家康が武運長久の祈願の為に参詣した由緒ある神社です。
そんな神社を本日は、御案内致します!
本日は、近江八幡市の新観光名所「ラ・コリーナ近江八幡」の見学後、近江八幡市の王道観光である「水郷散策が楽しい八幡堀」の後に、この地の鎮守である『比牟礼八幡宮』へやってきました。
「ラ・コリーナ」から「八幡堀」の水郷沿いを直線で歩いてくると、観光をしていると約40分、観光なしで20分程で来れます。
▼楼閣
「比牟礼八幡宮」の『楼門』は非常に立派です。
折角なので綺麗に撮影したかったのですが、楼門前は駐車場になっており上手く撮影するのが難しかったです。
出来れば、楼門前ぐらいは駐車禁止にしてほしいです・・・・
▼境内
訪れた本日は、ゴールデンウイーク真っ盛りの5月1日で、子供の日が近いこともあり境内に入ると、空を「鯉のぼり」が泳いでおりました!
▼拝殿
境内に入り、正面にある建造物は『拝殿』です。 つまり後ろに「本殿」が有ります。 こ
の「拝殿」及び「本殿は」、幾多の修復を経てきておりますが、鎌倉幕府初代将軍である源頼朝が近江守護・佐々木六角氏に命じて再建されたものと云われております。
「拝殿」からの参拝後、石段を進み「本殿」へと進みます。
▼本殿
この神社は伝承によると日本が弥生時代である西暦131年に「成務天皇」が高穴穂の宮に即位の時、「武内宿禰」に命じてこの地に大嶋大神を祀る「日群之社八幡宮」を建立したのが始まりとされております。
以来、この地を治める鎮守として尊崇されてきました。 そして、飛鳥時代後代にあたる西暦691年に藤原不比等が参拝し、詠んだ和歌「天降りの 神の誕生の八幡かも ひむれの杜に なびく白雲」に因んで「比牟禮社」と改められたと云われております。
次に歴史の表舞台に出てきたのが、関ヶ原の合戦後で徳川家康が武運長久の祈願をこめて当社に参詣し御供領五十石の地を寄付を受けたと伝わります。 また3代将軍・家光、4代将軍・家綱からも尊崇の実を挙げたと云われております。
江戸時代からは、商売で大成した多くの近江商人からの信仰を受け、発展した姿を今に伝えております。
「本殿」前から見た、「拝殿」越しの境内風景
▼御朱印
「比牟礼八幡宮」でも、御朱印(300円)を頂きました。 今年も商売が繁盛し、良い年になりますように!
▼さいごに
以上で、『比牟礼八幡宮』の御案内となります。
古代から続く由緒ある神社には、歴史を感じさせる見どころが有りました。
最後に、参道に戻り時代劇に出てきそうな古い御土産屋さんに立ち寄って帰ります!
皆様も、近江八幡へ旅行に行かれた際には参拝に訪れてみては如何でしょうか。
御精読有難うございました。
▼アクセス
住所:滋賀県近江八幡市宮内町257
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