四谷怪談の舞台「於岩稲荷田宮神社」と「於岩稲荷陽運寺」とは!?
境内には、小さな祠がいくつかあります。
境内を見渡していると本堂の対角線上に井戸が見えました。
お岩さんの田宮家の代から伝わる井戸です。 これ自体に何か謂れがあるのかな??と思ってしまいますが、私の知ってる限り四谷怪談に井戸が出てくることは無かった筈ですので、たぶん田宮家の井戸というだけと思っております。
水かけ福寿菩薩なる、なんとも商売の臭いがするものが置かれています。 取りあえず、御利益があるよう私も水を掛けてみました。
ここの怪談話を知らない方の為に四谷怪談(よつやかいだん)とは、元禄時代に起きたとされる事件を基に創作された怪談話で、大まかに御話すると、四谷在住の田宮家のひとり娘である岩(21歳)は、伊右衛門(31歳)を田宮家の婿養子として迎えました。 しかし、伊右衛門は近所に住む伊東喜兵衛の孫娘に惹かれ、浮気をし子を儲けてしまいます。 身籠った孫娘と伊右衛門と結ばせてあげたいと考えた伊東喜兵衛は、毒薬をお岩に少しづつ飲ませるようにと伊右衛門に授けました。 それから知らずに毒を飲まされ続けたお岩は、顔が醜くただれ、髪は抜け落ち化物の様になってしまいました。 しかし、ある日に事の次第を全て知ってしまったお岩は、悶え苦しみ刀で自殺をし怨霊となりました。 その後、お岩の祟りによって伊右衛門の関係者が次々と死んでいき、最終的には18人が非業の最期を遂げてしまったという、なんとも酷い御話です。
境内の参拝後、社務所にて御朱印を頂きます。
では、続いて道路の反対側にある「於岩稲荷田宮神社」へ向かいます。
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