埼玉県屈指の心霊スポットである古代遺跡「吉見百穴」を徹底解説!
埼玉県比企郡吉見町にある古墳時代後期の横穴墓群の遺跡「吉見百穴」に行ってきました! 先ず、この吉見百穴の読み方は地元では「よしみひゃくあな」と呼ばれている為、公式WEBや案内板には「よしみひゃくあな」と書いてあるが、「よしみひゃっけつ」でも良いみたいです。 「吉見百穴」は、御覧の写真の通り、山の斜面に多数の穴が空いており、異様な印象を受ける遺跡となっております。 また、この場所は埼玉県屈指の心霊スポットとしても知られており様々な目撃談が上がってきております!一体どんな場所なのか?ご覧ください!!
「吉見百穴」に車で来られた場合、町営の巨大な無料駐車場が完備されており8:30-17:00まで利用する事が出来ます。
駐車場から「吉見百穴」への道中から既に山の斜面が穴凹だらけになっているのが見えるので、歴史好きには堪らなくテンションが上がって来ます!
敷地への入り口には受付が有り大人300円/小人200円を支払い中に入ります。 観光客は、当然日本人が大半でしたが欧米人や東南アジア人も来ており、実は世界に知られたスポットなんだなと驚きました。
中に入ると「吉見百穴」前には御土産屋さんも立っており観光地となっています。
確かに「吉見百穴」の、この風景は異様な空気を醸し出しております。
先ず、多くの霊の目撃談のある地下軍需工場跡の見学に向かいます。
地下軍需工場跡の入り口から中を見るとヒンヤリとした空気が流れてきている事が分かります。
中に入ると電燈が灯されており比較的明るくなっておりました。
この「地下軍需工場跡」は第二次大戦中に、この山の地下に中島飛行機の地下軍需工場を建設するため、朝鮮人労働者が3000人程動員され大きなトンネルが碁盤の目状に掘られました。 現代の様な掘削技術も無い時代の為、手掘りでの掘削作業は非常な危険を伴い、一説には多くの朝鮮人が崩落によって命が絶たれたと伝わります。
その為、「吉見百穴」で見られる霊は、古墳に埋葬された人々の霊では無く、トンネル工事で失われた多くの朝鮮人の霊だと言われております。 幸い霊感の全くない私は何も感じず見学をしておりましたが、中には無数の霊に囲まれ、霊達の恨み声を聞き恐怖に震えた人もいるそうです。
「地下軍需工場跡」は、非常に長大に作られておりますが、奥には柵がされており途中までしか見学する事が出来ません。 他に来ていたカップルの「気味悪いから出ようよ」という声が響いたのが印象に残っております。
地下道を通り抜けた私は、この岩山の頂上から「吉見百穴」を見学する為に小登山します。
岩山はきちんと整備されており気持ち良く登る事が出来る様になっておりました。
しかし、所々に「マムシ注意」の看板や「蜂注意」の看板が建てられており、観光地にはなっているものの、自然の中にある事を分からせてくれます。 ちなみに現地の案内の人に聞いた所、「吉見百穴」の墓穴の中でマムシが見られた事もあるそうで温かい季節に見学する場合は、無暗やたらに入らず中を確認してから入った方が良いでしょう。
頂上付近に到着しました。 なにやら屋根らしきものが見えます。 あれは、御飯屋さんなのか?御土産屋さんなのか分からないですが、雰囲気ぶち壊しの立派な建物がありました。
道は至るところしっかりと整備されており、ベンチ等も据えつけられており休憩スポット等も完備しております。 ただ、至る所に設置された「マムシ注意」の看板を見てきておりますので地面に近い場所に座りたくはありません。
頂上から見た風景です。 写真では木々が邪魔を見えにくいですが現地でも当然見えにくかったです。 ここまでの途中には「墓穴」が一切無かったので、恐らく墓穴は岩山の特定の一面にのみ作られている事が分かります。
頂上を満喫後、「吉見百穴」がある斜面に向けて下山を開始します。
横穴が見える位置まで降りて参りました。 この横穴群は、鉄柵がされている場所以外は全て直接内部に入って見学する事が出来るため、小さなお子さんを連れた家族連れ達も観光に訪れております。
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