千年以上の歴史を持つ”出流原弁天池”と”磯山弁財天”を徹底解説
栃木県佐野市にある”出流原弁天池”と”磯山弁財天”にやってきました! ここ「出流原弁天池」と「磯山弁財天」は、平将門を討伐した事でも知られる平安時代中期の武将「藤原秀郷」が948年に創建したと伝わり、1000年の歴史を持つ知る人ぞ知る隠れたパワースポットです。 先ず、”出流原弁天池”は、「出流原弁天地湧水」として名水百選に選ばれると共に、栃木県指定天然記念物にも指定された場所です。 この場所をどんな所にあるのか知らずに目指すと「住宅街にそんな綺麗な場所があるのかな??」と疑問をもってしまう程、住宅街に隣接した場所にあります。 そういったギャップもあり訪れるとビックリするほど美しい光景が広がっている場所でした!! また、同敷地内にある「磯山弁財天」は、京都の清水寺と同様に日本独特の建築様式である釘を一本も使わない「懸造り」で造られており、崖からせり出した朱色の御堂は登るとスリル満点で、御堂からの景色は麓の平野を一望出来、一見の価値が有ります! そんなこの場所を編集する私が面倒な程、たっぷりの写真と共に御案内します!
出流原弁天池にある駐車場はそれほど大きくないため、私は朝6時に到着しました‼ 写真は、駐車場前にある祠を写したものです。 小さな祠からしてしっかりとしたものに、ここが大きな神社である事が分かります。
先ず「出流原弁天池」へ歩いて向かいます。 駐車場から徒歩30秒程で凄まじく綺麗な池がありました。 これが「出流原弁天池」かな?っと思いましたがコレは、「出流原弁天池」から流れてきた水を人工的に塞き止めて作られた旅館に隣接する池でした。
池の端にはホテルの物と思われる水車があり、綺麗な池で回る水車も風情を添えてくれています。
この池の向こうに民家が見えるのが分かりますかね?ここは山ではなく平地にあり、直ぐそこまで民家に接している場所なのです。
「出流原弁天池」がある入口の鳥居に到着しました。
鳥居の横には、「日本名水百選」と書かれた石碑も置かれています。
鳥居横にある、小さな溜池も「出流原弁天池」から流れ出てきた水で非常に澄んでいます。 この水が更に流れて先程の、池の水になっています。
そして、到着「出流原弁天池」です。 流ヽ(*´▽)ノ♪名水百選に選ばれるだけありビックリするぐらい綺麗な水質の池です。
この池には鯉が泳いでいました。 鯉は雑食性が強く池の生態系を壊し水を濁らせますが、この池では湧水が2400t湧き出る為、水が澄んでおり底まで観る事が出来ます。
息を飲むほど美しい「出流原弁天池」の見学後、奥にある「湧釜神社」を参拝に行きます。
他のWEB等を見ると、殆どの方は池の観光はしっかりされていますが「湧釜神社」は余り見られていない様です。
「湧釜神社(わっかまじんじゃ)」本殿
「湧釜神社」から観る池も非常に美しいです。
1000年の歳月、地元の方々に崇められてきた神社ですので境内には、苔むした古い祠等も点在します。
深さが余りない場所だと、しっかりと池の底まで見えるほど透き通っています。
龍や蛇は、弁財天の化身と言われており、この弁財天には沢山の蛇が祀られています。 気味の悪い蛇を観ながら駐車場に方面に戻り、「磯山弁財天」へ登りに向かいます。
さすがの佐野市を代表する景勝地なだけあり、立派な朱色の山門が映えています。
山門をくぐり中に入ると、右手には「磯山弁財天」へ続く階段があり、正面上には「懸造り」で造られた柱が美しい御堂が見えています。 あの御堂を目指して進みます。
少し登って左手に、近年建てられたのであろう弁財天像が安置されています。
一見すると御堂が遠くに見えますが、若者の足ならここから約3分程で登れちゃいます。 ここにも置かれた蛇「磯山の大蛇」を眺めつつ登り始めます。
石段自体は、綺麗に整備されており手すりも有るため、御年輩の方でも容易に登れます。
少し登り始めて1分程で御堂の鐘が見えてきました。 私は鳴らさなかったですが、私の後に登ってきた方が鐘を打っていたので、誰でも鳴らせるようです。
登り始めて1分半程で折り返し地点まで来ました。
折り返し地点には、水が湧いていました。 柄杓も有りますのでここでお浄めをして登ります。 ちなみに、他の方のブログを観てると美味しいと書いてましたが、真偽は不明です。
折り返し地点は、四俣道になっており右手の竹藪方面に散策路があり、左手に御堂があります。
四つ目の道は、5歩程で辿り着く「銭洗い弁天」が祀られる祠があります。 たった5歩なので寄り道してみます( ´_ゝ`)
2匹の白蛇が祀られる銭洗い弁天です。 小銭持ちになるよう500円玉を洗っときましたヽ(´o`;
寄り道を終え本堂を目指します\(^-^)/
四俣道から左手を観ると、既に御堂が見えています( ´∀`)/~~あとちょっと
朱色が美しい「磯山弁財天」がしっかりと見えました。
御堂に到着!!それ程登ってはいないですが、小高い山からは麓の遠くまでみています。 空の青に御堂の赤、稲穂がなる田んぼの黄色の三食が綺麗に見えました。
崖からせりだした朱色で美しい社殿は、釘を一本も使わない「懸造り」で造られており、崖の要所に伸びる柱は脆そうにも思えますが堅牢で、一流の宮大工が成せる技の集大成とも言える建物です。 高所恐怖症の私個人は、「何故にこんな場所に、地震等があったら危ないじゃないですか!」と言いたくもなりますが、観るには最高の建築物です。
高所恐怖症の私は、若干ビビりながら「磯山弁財天」の御堂に入ります。
これは、境内の他に置かれた気色の悪い蛇と違い見た目が可愛いです\(^-^)/
この白蛇なら、小さいお子さんでも怖く無いと思います(^-^)/
また、御堂側面にはカラフルな欄間造りの様な木彫りの立派な奉納品が掛けられています。
そして、御堂の前面に出てきました。 ぐらぐらするかな??と思ってましたが、全然しっかりとしており全く揺れなかったです。
先ずは、弁天様にお参りをします。 「当サイトのアクセス数が日10万を超えますように!!」
御堂から見える美しい平野(*´ω`*)お堂を抜ける風が気持ちよく、ここからの景色も絶景でしたヽ(*´▽)ノ♪
この崖から競りだした御堂はぐるりと回れます。 御堂裏にある巨石がきになったので近づいて観ると・・・
社殿裏には風穴があり、内部は暗くなっており中がどれ程深くなっているかは分からないですが、これ一つで社殿裏という聖なる場所という事も相まって、この場所が更に神秘的に思えてきます。
以上で、お堂の見学となります。 再び、山を降ります。
最後にもう一度「出流原弁天池」を見て後にしました(*´ω`*)以上でご案内となりますm(__)m 関東に住んで10年目になりますが、こんな身近に水の美しい絶景スポットがあった事に驚きました( ゚д゚)ハッ! 皆様も一度、この絶景スポットを訪れては如何でしょうか。 御精読ありがとうございました(*´-`*)ゞ
名称 「出流原弁天池」と「磯山弁財天」 所在地 栃木県佐野市出流原町1117 料金 無料 駐車場 無料駐車場有。 但し、数台程度のみ 営業時間 24時間開放されています。 種別 観光 名水百選 神社仏閣 備考 夏から秋にかけて蜂注意!! 評価 93点
やろうかなぁ?やめとこうかなぁ??と悩んだら ”犯罪や人に迷惑をかける事以外、全力でやってみて下さい。”の恩師の言葉を、元にとりあえず何でもやってみる、趣味は、旅行・骨董品収集のいくちゃと申します。(最近は、ドローンも楽しいです。)
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