大阪府天王寺区にある戦国武将・真田信繁終焉の地『安居神社』に行ってみた
大阪のど真ん中、天王寺区にある戦国武将・真田信繁終焉の地『安居神社』にやってきました!!
戦国武将で最も人気の真田信繁(幸村)が討ち死にした場所として、コアなファンには一度は訪れたいスポットとして有名な神社だね。
安居神社の歴史を踏まえて、アクセス方法や見所をご案内したいと思います。
▼アクセス
安居神社へは、公共交通機関で訪れる場合の最寄り駅は地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」となり、下車後徒歩約6分程となります。
また、マイカー等で訪れる場合は駐車場が無い為、近隣の駐車場を利用する必要があるのでご注意下さい。(都心なので少々お高いです。)
一心寺さん正面の道路(国道25号線)を渡って直ぐの場所に「真田幸村戦死の地」と書いてある幟が見えるので直ぐにわかります。
この付近には四天王寺や一心寺、通天閣、など大阪の歴史ある観光スポットが盛沢山なのでコースを決めて回るといいよ!!
住所:〒543-0062 大阪府大阪市天王寺区逢阪1丁目3−24
▼入場料・営業時間
入場料は無料ですが、参拝時間が7:00 – 16:00となっており時間外の早朝や夜は施錠されています。
流石、有名武将の所縁の地として整備されているな!と思いつつ境内を進みますが・・・
風情も何もないビルの横を抜けて進みます。
いくら都心とはいえ、これで合っているのかな??と不安になります。
ズンズンと進んでいくと右手のフェンスの向こうから弓を打つ様な音が聞こえてきました。
学校か何かの弓道場かな?と思いつつ更に進んでいきます。
そして、これまた趣のない門扉が出てきました。
そして、門扉を抜けると鳥居とその奥に社務所が見えました。
鳥居を越えた境内は、左手に社務所、右手に社殿、奥に見える赤い鳥居は摂社である稲荷神社が見えます。
先ずは本殿へご挨拶をと思い進むと、さっそく大坂夏の陣で戦死した真田信繁(幸村)の記念碑と銅像が建てられていました。
▼真田信繁像
ココで数年前の大河ドラマ・真田丸を思い出しました。
主役の幸村役を演じた堺雅人さんが最終回に神社境内で最後を迎えるシーンが鮮烈で、戦い切り死を受け入れた幸村を思い合掌します。
安土桃山時代は、実質的に幸村達大阪方が壊滅した日をもって終わり江戸時代に向かうわけだから、感慨深いね。
▼本殿(拝殿)
そして、本殿(拝殿)前にやってきました。
この神社の創建年は分かってないけど、飛鳥時代頃と云われていて少彦名神(すくなひこなのかみ)を最初に祀り、後に菅原道真所縁の地として道真も祀っているんだ。
少彦名神(すくなひこなのかみ)は、古事記や日本書記に記載される日本神話に登場する神で、国造り、医薬(古来は温泉・まじない・酒・酒造を含む)、穀物の神様として知られる。
また、安居神社の由来は菅原道真が太宰府に配流された際に、風待ちのためにココで休息(安井)をとった為と云われているんだよ。
ちなみにですが、よく勘違いされるのですが当神社には真田信繫の像や記念碑はありますが、神様として祀られている訳ではないんです。
本殿を参拝後、境内を散策してみると摂社の傍に手水舎そして、入り口が見えました。
どうやら、奥だと思っていたココが表口の様で、入ってきたのは裏口だったようです。
ふと絵馬掛所が気になり、見てみると絵馬の表面(絵が書いている方)に真田の家紋である六文銭が・・・ココで死んだのは大きい事だけど、別に祀っている訳でもないのにガッツリと乗っかってますね・・・
▼癇鎮めの井
更に境内を散策すると裏手の崖下に癇鎮めの井(かんしづめのい)なる井戸が見えます。
この井戸は天王寺七名水のひとつで、その名の通り飲むと癇が静まると云われ菅原道真の飲んだんだって。
ただし、この井戸には近づく事が出来ないので現在は飲むことはできません。
そして、最後に御朱印を頂こうと社務所に行きましたが、この神社は無人の為、頂くことが出来ませんでした。
でも、何か居る・・・!?
▼さいごに
ねこ!!
ココで、この茶色の猫を見ると縁起がいいと云われております。
以上で、戦国武将・真田信繁終焉の地『安居神社』のご案内となります。
大河の真田丸が放送されていた頃は多くの参拝客でごった返していたそうですが、今では休日でも無い限りひっそりとしており、ゆっくりと参拝する事が出来ます。
皆様も訪れてみてはいかがでしょうか。
ご精読ありがとうございました!!
全然余談ですが、暖かい季節に訪れるとココは蚊が凄く多いため、虫よけスプレーは必須です。
▼最寄りの宿
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