実は無料で観れる!?古都京都の世界文化遺産『大内山 仁和寺』を徹底解説!

大内山 仁和寺

 京都府京都市右京区にある真言宗御室派総本山『大内山 仁和寺(にんなじ)』へやってきました!!

 この寺院は、今から約1150年前の仁和四年(888)に宇多天皇によって創建された京都を代表する寺院の一つで、1994年にはユネスコによって「世界遺産(古都京都の文化財)」に指定され日本を代表する寺院の一つとしても知られております。

 そんな寺院をタイトル通り「無料」で観てみたい思います!!




▼仁王門

仁和寺 仁王門

 仁和寺のシンボルマークとも言える「仁王門」は、圧倒的な存在感を出しながら道路沿いに佇んでおりました。
 今回の旅では「仁和寺」へ訪れる予定は全く無かったのですが、嵯峨野(嵐山)から京都の中心部へと車で向かっている道中で見えた圧巻の山門が目に入ってしまったので、計画に急遽加えて訪れる事にしました。

 ※仁和寺の駐車場を利用する場合、普通車500円/台(9:00~17:30)で利用する事が出来ます。

仁王像

 重要文化財に指定される『仁王門』の正面の左右に阿吽の二王像が、いかめしく安置されており、後面には唐獅子像が安置されておりました。 

▼無料で参拝出来る!?

料金所

 「仁王門」を抜けて直ぐに「料金所」が設置されております。

 京都の主要寺院をいくつか巡った方なら分かりますが、どこもかしこも伽羅を観るだけで拝観料が必要で、金額も300円の所もあれば500円を超える所もあるので一日で数ヵ所に行くと2,000円/人ぐらい必要になります。

 しかし、この仁和寺は「御殿(庭園)」や「伽羅」内部に入らな限り無料で参拝する事が出来るのです!!!

 これを知らずに、訪れた人はこの料金所でお金を支払ってしまいますが、伽羅内部や庭園は別に興味は無いけど「仁和寺」へ参拝がしたい人は料金は全く不要なんです!!(知らない人が非常に多いです)

 ※でも、この仁和寺の「庭園」は京都でも有数の見応えのある寺院なので、財布にゆとりが無くても是非とも観られるべきです。




▼境内

広い境内

 「仁王門」を入って直ぐ左手には、儀式や式典に用いられる「宸殿(しんでん)」や「黒書院」、そして仁和寺の最大の見所である「日本庭園」がありますが、これらは有料エリアなので本日の御紹介では、一旦スルーして、境内奥の本尊が祀られる「金堂」へ向かって行きます。

 奥に見えるのは「金堂」へと続く、『中門(ちゅうもん)』です。

 ご覧の通り、かなり広いです!!

▼霊宝館

霊宝館

 「仁王門」から入って右手「東門」側にある『霊宝館』は、寺宝を保存する施設で、仁和寺の創建当時の本尊「阿弥陀三尊像」や、仏画・経典など国宝や重要文化財に指定される宝物が保存されております。 

 普段は閉館されており入る事が出来ないですが、毎年春季(4月・5月)、秋季(10月・11月)の2回、毎回テーマを決めて展示を行っております。 (有料)

▼金剛華菩薩

大仏

 「霊宝館」横に露座される「金剛華菩薩」は、昭和56年(1981年)に安置されたものです。

▼中門

中門

 この重要文化財に指定される『中門』は、「二王門」と「金堂」の真ん中にあり、伽藍中心部へと向かう入口となる門です。

西方天東方天

 厳めしく睨みつける仏像は、左側が「西方天」、右側が「東方天」です。

境内

 「中門」を抜けると主要伽藍が建ち並ぶエリアに入ります。

 外界から遠くなるにつれ、静かな雰囲気に包まれだしました。

▼五重塔

五重塔

 「中門」を抜けて直ぐ右手に見える重要文化財に指定される『五重塔』は、寛永21年(1644)に建立された塔で、総高36.18mもある巨大なものです。 

 塔内部には「大日如来」、その周りに無量寿如来など四方仏が安置されいるそうですが、普段は公開されていないので情報までです。

五重塔

  ちなみに屋根が五層在る為、知らない人は五階建ての建造物と思っているひとが多いですが、内部は柱が林立する吹き抜け構造で、簡単に言うと一階建て(平屋?)なんです。

 また、有料エリアの話になりますが日本庭園越しに観える「五重塔」は、景観にマッチし素晴らしい眺めになってました。




▼金堂

金堂

 仁和寺の本尊である「阿弥陀三尊」が安置される「金堂(こんどう)」に到着しました。

本堂

 この国宝に指定される「金堂」は、江戸時代の慶長年間造営の御所「内裏紫宸殿」を寛永年間(1624〜43)に移築されたものです。

 「紫宸殿(ししんでん)」とは、内裏において天皇元服などの公的儀式が行われた正殿の事で、この仁和寺の「金堂」は、現存する最古の「紫宸殿」です。

▼鐘楼

鐘楼

 金堂を正面に観て右手にある『鐘楼』は、江戸時代初期頃にあたるの1644年に建立されたもので、重要文化財に指定されております。

 通常吊られた鐘は外から見ることが出来ますが、この鐘は周囲を板で覆われており見ることが出来ません。

▼水掛不動

水掛不動

 鐘楼の横の道を進むと、近畿三十六不動霊場の第十四番札所である「水掛不動」があります。

 安置される石造の「不動明王」へ水を掛けて祈願する事から、水掛不動と呼ばれています。




▼御影堂

御影堂

 「金堂」からみて「鐘楼」の更に奥に位置する『御影堂』は、弘法大師像、宇多法皇像、仁和寺第2世性信親王像が祀られております。

御影堂

 重要文化財に指定される「御影堂」は、慶長年間造営の内裏 清涼殿の一部を賜り再建されたもので、金具なども清涼殿のものが利用されてます。
 清涼殿とは、先ほど簡単に説明しました「紫宸殿」が儀式を行う殿舎であるのに対し、日常の政務を行う内裏における殿舎の一つです。
 ※時々勘違いされますが天皇の居住用の建物ではありません。




▼大黒堂

大黒堂

 「御影堂」の前にある『大黒堂』には、「大黒天」が祀られております。

 「大黒天」は、元々はヒンドゥー教のシバ神の化身を指しますが、日本では「大国主命」ととして祀られております。

 この御堂も年季が入っており古いものの様に思えたので調べたのですが、公式サイトにも載っておらず詳細は不明です。
 ※分かり次第、記載致します。

▼経蔵

経蔵

 「金堂」の右手にある『経蔵』は、江戸時代初期頃の1641-1645年に建立された禅宗様建築で、重要文化財に指定されます。

 普段は閉ざされている内部には、八面体の回転式書架(輪蔵)があり、各面に96箱、総計768の経箱が備えられており、その中には天海版の『一切経』が収められているそうです。

 また、「経蔵」という名称である為、経典だけが納められてそうですが、釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩などが安置されているそうです。




▼九所明神

神社

 仁和寺では神仏習合がされており、境内には仁和寺の伽藍を守る社があります。

神社

 「九所明神」は、最古の記録に建暦2年(1212)に境内南にあったものを東に遷宮した事が書かれており、仁和寺が創建されて直ぐには在ったか、もしくは元々も別の古い神が祀られていた場所に、仁和寺が建立されたかだと思われます。

 現在の建物は寛永年間(1641-1645)に建立されたものです。

神社

 社殿は本殿・左殿・右殿の三棟あり、「八幡三神」を本殿に、東側の左殿には賀茂上下・日吉・武答・稲荷を、西側の右殿には松尾・平野・小日吉・木野嶋の計九座の明神が祀つられております。

写真の「明神本殿」は、重要文化財に指定されております。




▼御朱印

御朱印

 集めているうちにスタンプラリー感覚になってきておりますが、本日もしっかりと御朱印(300円)を頂きました。




▼御室会館

ごはん処

 冒頭でお話しました通り、予定外に「仁和寺」へ訪れてしまった為、朝食を取るタイミングを逃してしまい困っておりましたが、境内にある「御室会館」では食事が頂ける事を知り入店です!

懐石

 注文したのは、「京重(2160円)」です。 

 リーズナブルな価格ですが、十分に美味しかったです!!

ちりめんご飯

 「ちりめん山椒ごはん」があまりに美味しかったので、280円を支払い追加注文しました!!

 私は、京都に来たら御土産に必ず鞍馬寺で「ちりめん山椒」を購入するのですが、下手な蜜で艶々とした、つくだ煮の様なものが嫌いでサラサラとしていて、山椒の香りがしっかりとするものを選びます。

 ここの「ちりめん山椒」が、御室会館で作られたものなのか、どこかで買ってきたものなのか分からないですが、めちゃくちゃ旨かったです!!




▼さいごに

 以上で、実は無料で観れる!?古都京都の世界文化遺産『大内山 仁和寺』の御案内となります。

 沢山の寺院がある京都ですが、お金をかけなくても楽しめる寺院という点では最も素晴らしい寺院だとお勧めします!!

 皆様も訪れてみては、如何でしょうか。 御精読有難うございました。

 ※次回、有料エリアである庭園を御案内致します!!




▼アクセス

住所:〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33

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