山梨県南都留郡にある青木ヶ原樹海の洞窟『富岳風穴』を徹底解説!
山梨県南都留郡にある青木ヶ原樹海の洞窟『富岳風穴』に行ってきました! 青木ヶ原樹海と聞くと、小説家・松本清張さんによって最も有名な自殺スポットにされてしまい、年間100人程の自殺者が出る恐ろしい場所であるというイメージが先行してしまいますが、ココ『富岳風穴』は観光客賑わう洞窟探検スポットとして人気が有ります! 国の天然記念物にも指定される「富岳風穴」とは果たして!?
『富岳風穴』は、富士五湖の一つである西湖側を走る県道21号線沿いにある「森の駅 風穴」から入ります。 「森の駅 風穴」は、山梨の御土産やソフトクリームが買える売店になっています。
青木ヶ原樹海の中に入り、約100㍍程先にある『富岳風穴』への入場ゲートへ進みます。 道中には、溶岩が作ったいくつもの岩穴や、溶岩大地が作り出す不思議な木の根を観る事が出来ます。 普通に青木ヶ原樹海に入るのは恐ろしいですがココからだと安全に樹海内部を観る事ができるもおススメポイントです!
▼入場料金
入場料金:大人350円/小学生200円 を支払い内部に入ります。 訪れの際は、入場期間・入場時間が時期によって異なりますので事前に調べて訪れる事をお勧めします。
観光客が少ない時期に来ることが出来れば、ここで亡くなられる方が最後に感じる青木ヶ原樹海の静けさを体験する事が出来ます。
風穴への入り口前には、『富岳風穴』を解説する看板があります。 ここは一周15分程の洞窟の中には、いくつかの見所ポイントが有りますが、知らずにはいると見過ごすものもあるので読んでから入る事をお勧めします。
▼富岳風穴とは!?
風穴に近づくと冷涼な空気が漂っており近づくにつれ、それは増していきます。
洞窟内部は高い所では8㍍程ある場所もありますが、低い場所では90㌢程の場所もあり注意しつつ中に入ります。
平安時代初期にあたる貞観六年(864年)に起きた富士山の噴火活動によって作りだされた総延長201㍍の洞窟です。 これは、噴火によって噴出した灼熱の溶岩が冷え固まる際に内部の高温なガスや冷え切らない溶岩が表面と内部との温度差によって抜け出す事により発生しました。 何時頃に発見されたかは定かではないですが、江戸時代頃から昭和初期頃まで天然の冷蔵庫として「氷」の貯蔵や「蚕の卵」の貯蔵を行ってきた歴史を持ちます。 洞窟内は、平均気温は3度と夏でも涼しく現代では人気のレジャースポットになっております。
▼氷の貯蔵庫
風穴内にある氷の貯蔵庫は、かつては本当に使っていたもので江戸時代には幕府への献上用の氷を貯蔵していました。 現在は観光用に氷を置き再現をしております。
▼内部には貴重なコケ類が
▼「蚕の卵」の貯蔵庫
▼さいごに
以上で、『富岳風穴』の御案内となります。 天然の洞窟なので天井が高い所もあれば低い所もあり、頭上には注意しないといけないですが、お子さんから御年輩の方まで楽しめるアトラクションの様になっておりました。 皆様も涼を求めに一度訪れては如何でしょうか。 御精読有難うございました。
▼アクセス
やろうかなぁ?やめとこうかなぁ??と悩んだら ”犯罪や人に迷惑をかける事以外、全力でやってみて下さい。”の恩師の言葉を、元にとりあえず何でもやってみる、趣味は、旅行・骨董品収集のいくちゃと申します。(最近は、ドローンも楽しいです。)
当サイトでは、旅先での出会いに感謝をし、そこで得た感動や学びを勝手に皆様と共有出来るように作っております。
ちょっとでも面白いと思って頂けたら「いいね」等はお手間が勿体無いですので、ただただ明日も見て下さい。 よろしくお願いします!!